元ラグビー選手のノッコン寺田さんと共に、YouTuberとして活躍する妻の「嫁コン」さん。6人の子どもを育てながら毎日賑やかに過ごす嫁コンさんですが、明るい笑顔の裏には、流産・死産という壮絶な経験がありました。

妊娠の難しさは理解していたけど

ノッコン寺田と嫁コン
ノッコン寺田さんと嫁コンさん

── 現在、6人兄弟の母ということでにぎやかな毎日を送っているかと思います。

 

嫁コンさん:13歳の長男、10歳の長女、8歳の双子、6歳の双子を育てています。25歳のときにノッコン寺田と結婚して、おかげさまで6人の子どもに恵まれました。夫はひとりっ子で、私は兄との2人兄妹なんです。私も夫も兄弟姉妹が多い家庭に憧れていて、とくに夫は結婚当初から「子どもは5、6人ほしい」と言っていました。私も「兄弟がたくさんいたら、にぎやかで楽しそうだな」と思っていたんです。

 

── 夫婦の理想どおりの家庭になったんですね。

 

嫁コンさん:そうですね。でも、長男を出産するまでにいろんなことがありました。結婚して早いタイミングで妊娠したのですが、7週目で流産してしまったんです。妊娠がわかってすぐのタイミングでした。私は大学を卒業してから、不妊治療を専門とする病院で事務の仕事をしていたので「妊娠することの難しさ」は理解していたつもりでした。でも、妊娠しても出産までたどりつくことの難しさを、そのとき初めて知ったんです。

 

とてもつらくて苦しい経験でした。それでも、子どもがほしいという気持ちは変わりませんでした。