体重150キロをいかし、広告モデルや写真撮影会、トークイベントやインフルエンサーとして活躍するツベルクリン反応さん。昔の知り合いからは「そんなにぽっちゃりした体をさらして恥ずかしくないの?」という声もあるそうですが、本人は── 。
体重150キロ「やっぱり膝と腰に相当きます」

── 中学時代から拒食と過食を繰り返し、中学時代は身長160cmで体重が40キロ前半だったツベルクリン反応さん(以下、ツベさん)ですが、ここ2、3年は150キロだそうですね。今はその体型を活かし、インフルエンサーとして広告モデルやトークイベント、写真撮影会などで活躍しているそうですが、撮影会の会場にいらっしゃる方は、ツベさんのどんなところに興味を持ってきている人が多いと思いますか?
ツベさん:写真を撮られる立場になってわかったんですけど、ここまで体重が増えると、胸よりお腹に興味がある人が多いですね。お腹の肉が「エプロン」のように垂れ下がった感じが好きな人もいて、とにかく明るい安村さんの「安心してください。履いてますよ」じゃないけど、お腹の肉でパンツが隠れる感じが好きだっていう人もいます。
もちろんお腹だけではなくて、腕や背中、首の後ろの肉が好きな人もいるし、いろいろですね。
── 体重は常に150キロをキープされているそうですが、150という数字は何か理由があるんですか?
ツベさん:単純にキリがいいし、わかりやすいからですかね。ただ、かなり体型が大きいので、普通に道を歩いているだけでもジロジロ見られるし、コンビニに入ると知らない人に笑われたり、驚かれたりすることはしょっちゅうです。
前はそうした視線が嫌だなって思ったこともあるんですけど、もう慣れましたね。逆に、私が体重50キロくらいで、体重150キロの人がコンビニに入ってきたら私も見ると思うし。
── 現在の食生活はどんな感じですか?
ツベさん:150キロだと周りからたくさん食べるだろうって思われるんですけど、一緒にご飯に行った人に聞くと「もっと食べると思った」って言われることが多いですね。普通の成人の量で、朝昼晩と3食だけの日もあれば、1日で4、5食の日もあります。友達とランチに行って1人前の定食を頼み、デザートを食べるころにはお腹いっぱいになっているときもあります。ただ、ブランディング的に150キロをキープしているので、「やせたな」と思ったら高カロリーのものを口にしています。
── 体重が150キロになったことで、日常生活で苦労することはありますか?
ツベさん:やっぱり膝と腰に相当きますね。家の中を歩くだけで膝が痛いので、買い物するときは車移動かネットショッピングにしています。本当はウインドウショッピングが好きなんですけど、長距離を歩くと息が上がっちゃうし…。
レストランでご飯を食べるときは、ひじ掛けがある椅子だと、椅子に座った後に体が抜けないことがあるし、そもそも椅子に座れないこともあって、その場合は店を変えることになってしまいます。
ファミレスでは、机と椅子が固定されたボックス席があるじゃないですか。あそこに座ってドリンクコーナーに行こうとしたら、机と椅子の間に挟まってしまい、友達に引っ張って出してもらったことがありました。
あと、下着のサイズは体重が50キロのころから3カップ上がってJサイズになりましたが、胸の下にさらにお腹がドーンと出ているから、階段を降りるときに自分の足元が見えないんです。お風呂の浴槽から体が出なくなり、1人で30分くらい格闘したこともあります。