今は親子で推し活に勤しむ日々

なんこ
不登校時代。カフェ巡りが好きな母とランチへ

── なんこさんにとって、お母さんはどんな存在ですか。

 

なんこさん:今でも何かあれば話したり、一緒にお出かけをしたりして、仲よくさせてもらっています。母は話し出すと止まらないタイプで、初めて会う友達には「おもしろいね」とよく言われます。2人ともSixTONESが好きで、この前一緒にライブに行きました。

 

有理子さん:もともとなんこがファンで、私はそこまでハマっていなかったんですけど、ある日、突然、沼に落ちて(笑)。親子でファンクラブに入っています。なんこは松村北斗さん、私はジェシーさんと高地優吾さんと、推しはかぶっていないんですけど、お互いに情報を共有しますし話は合いますね。

 

ひとりっ子ということもあって距離は近いですけど、私はベタベタした親子関係は好きではないので、お互いひとりの時間を持ちつつ、予定が合うときに一緒に出かける感じですね。

 

 

親子で楽しく不登校を乗り越えたなんこさん。中学時代にモデルとして活動を始め、世界がどんどん広がっていったそう。中学までは勉強もついていけなかったと言いますが、高校で学業に励んだことで、指定校推薦で大学進学し、特待生にもなったそう。現在は大学で博物館学芸員の資格取得に励んでいます。


取材・文/林優子 写真提供/なんこ