タレントで歌手のでか美ちゃん。2021年に改名する前は、「ぱいぱいでか美」という芸名で活動。自分の芸名が「ぱいぱいでか美」だと両親に伝えたとき、父親の反応は「おもしろいね!」というものでした。自由な環境で育ったでか美ちゃんですが、両親に対して「私に無関心かも」と思うこともあったそうです。(全3回中の2回)

勉強するのがただただ楽しかった中学生時代

でか美ちゃん
テレビやラジオでも活躍するでか美ちゃん

── おおらかなご両親のもと、放任主義で育ったというでか美ちゃんですが、高校は津高校という三重県の進学校に進学されていますよね。ご両親から勉強や進学のことで何か言われたことはありますか?

 

でか美ちゃん:ないですね。親に勉強しろと言われたことはありません。小学校5年生のときに、塾に行きたいと私から親にお願いして、自分で勉強していました。ただ、それは勉強がしたいというよりも、塾のバッグを持っている人がかっこいいとか、学校とは違う居場所への憧れから始めたものだったと思います。

 

── 進学する高校も自分で選んだのですか?

 

でか美ちゃん:はい。自分で決めました。でも当時は「勉強して医者になりたい」とか、「いい大学に行きたい」というような目標はまったくなくて。単純に、勉強そのものが楽しかったんですよね。勉強が好きで勉強したぶん、テストで点数が取れたんです。だから今、思えば生意気だなと思うんですけど、成績がどんどんよくなり、学力に合った高校に進学したという感じです。両親には勉強しろとか、名門高校に進学しなさいと言われたことはありません。中学3年生のときに彼氏ができて、遊んでいたら成績が下がったことがありました。それでも親は「大丈夫?」と言うだけでしたね。だから、このままだとまずいと自分で思って、勉強時間を増やしていきました。