芸人と役者の二刀流で、日本各地の魅力も伝えたい

アキラ100%
ロケ中。花「アキラ」と運命の出会いも(Instagramより)

── これからの活動についてお聞かせください。

 

アキラ100%さん:言葉のいらない芸なので、海外の人に見てもらうチャレンジもしたいですね。国内では、ロケで全国各地へ行かせてもらう機会が増えたので「日本遺産検定」の勉強をしています。社会科が好きというのもあるんですが、行ったことのない場所へ行ったり知らなかったことを知ったりするのが楽しいんです。日本のよさを再発見して、各地の魅力を紹介しながらみなさんに喜んでもらえるような仕事もやってみたいですね。

 

── 俳優としても活動されています。

 

アキラ100%さん:めぐりめぐって、30歳のときにあきらめた役者のお仕事をいただけているのはありがたいです。きっかけは、ネタ見せでお会いした作家さんが声をかけてくださって出演した舞台です。その舞台を横尾初喜監督が観にきてくださって、そこから話がつながって映画や舞台、テレビにも出させていただくようになりました。

 

役者を目指していたころ、「第三舞台」「キャラメルボックス」「夢の遊眠社」などの劇団の舞台をよく観ていました。当時、舞台で拝見していた役者さんとご一緒させてもらえるのは嬉しいですね。欲張りかもしれませんが、これからも芸人と役者の二刀流で頑張っていきたいです。

 

アキラ100%
テレビドラマ「おじさんが私の恋を応援しています(脳内)」出演時の様子

 

PROFILE アキラ100%さん

あきら・ひゃくぱーせんと。お笑いタレント。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。「お盆芸」でブレイクし、「R-1グランプリ2017」で優勝。本名「大橋彰」の名前で俳優としても活動している。1児の父。

取材・文/林優子 写真提供/アキラ100%