「パパへのお説教は、本当はもっと長いんです(笑)」
── 普段、YouTubeは、どんなスケジュールで撮影されているんですか?
佳寿美さん:ショート動画は、晩ご飯を食べているときや晩ご飯後の団らん、お風呂に入った後などのタイミングで、日常のひとコマを切りとるような感じで撮影しています。
実は、パパへのお説教って本当はもっと長いんです(笑)。お説教が始まったら撮影を始めて、一部を切り取っています。長い動画は、撮影も編集も結構時間がかかるんですけど、娘が「次はこういうのを撮りたい」ってリクエストしたものを週末にまとめて、夕飯の前とか時間があるときに撮影しています。
── 佳寿美さんはお仕事もされていて、家事と子育て、動画の撮影・編集と、すごくお忙しいと思います。たとえば、毎日の夕飯はどうされているんですか?
佳寿美さん:本当は家事代行サービスなどを利用したいところですが、田舎なのでなかなか難しくて…基本的に自分で作っていますね。家族の健康のために、できるだけ料理は手作りしたいんです。といっても、毎日「もう今日は無理。ご飯、(作らなくても)ええかな~」って言ってるんですけど(笑)。
理央奈ちゃん:それでも、いつも作ってくれる(隣にいるママを見てニッコリ)。
佳寿美さん:ときどき外食しちゃうけどね(笑)。
「動画は娘の気持ちにあわせて一緒に続けていきたい」
── YouTubeでこれから何かやりたいことはありますか?
理央奈ちゃん:(YouTube登録者数)200万人!
佳寿美さん:(笑)。娘が「やりたい」って言ってくれる間はできる範囲で続けたいなって思っています。もしかしたら思春期になったら嫌がるかもしれないですけど。
といっても、最近、あまり更新できていなくて。YouTuberさんたちがすごくこまめに更新されているのを知ったときはびっくりしたんですけど、私たちは、細く長く、娘が「やりたい」と思う限りは一緒に動画をつくっていきたいなって思っています。
PROFILE ちいりおママ・佳寿美さん
1988年、愛媛県生まれ。「ちいりおママ」として、娘の「ちいりお」こと理央奈ちゃん(7歳)の日常をYouTubeやInstagramで発信中。フォロワーは合わせて200万人を超える。大学卒業後、地元の信用金庫へ入行。第一子出産後は家族が経営する会社で勤務している。お笑い好きの明るい夫、9歳の長男、理央奈ちゃんの4人家族。理央奈ちゃんとの共著に『今日もさわやかに麗しくいきましょう』。
取材・文/高梨真紀 写真提供/ちいりおママ