働く女性が少なかった時代「ワーキングマザー」として生きた鈴。彼女の生き方は、育児と仕事の両立に悩む私たちの心を励ましてくれます。保育園全滅で職場復帰を断念した女性が、祖母の生き様に触れて、自分の生き方を見つめ直していくストーリー。作者・芸子さんが、実の祖母を描いた作品です。

 

父親と末の妹を亡くした悲しみに暮れる暇もなく、終戦を迎えた鈴たち。鈴の兄・武は一家で洋品店を開くことを思い立ち、大繁盛させます。

 

一方、鈴と同窓だった八重は、戦争によって境遇が一変。葛藤する気持ちを乗り越え、ついに「鈴の店で針子として働く」決意をします。

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【第33話】さっきまで怒鳴ってたのに!?気の強い友人が可愛く豹変する瞬間

武の前で態度が豹変する八重。鈴は八重の気持ちを察しますが、八重のあまりの迫力に、それ以上の詮索はできないのでした。


作/芸子