「家族がものを出しっぱなしにしていると気になるんです」。片づけ好きでも、日々、完璧に整理整頓はできない。でも、「置きっぱなしが無印良品の商品だと気にならなくて」と話すのは、3児の母でブロガーのフネさん。気づけば無印だらけの“ムジラー”生活を聞きました。
置きっぱなしでも気にならないのが無印の良さ
「これまでの累計ではないんですが、スマホアプリの履歴を見ると、この 5年間で798種類の商品を無印で商品を買っていました」。そう話すフネさんは小学生以来、40年の無印マニア。
5人家族のフネさん一家は、長男とフネさんが片づけたいタイプで、長女と次女と夫が片づけられないタイプだとか。
「歯ブラシや歯磨き粉が洗面台でそのままになっていることがあったとします。『ちゃんとしまってよ』と思うけど、全員ができるわけじゃなくて」
一般的な歯磨き粉はパッケージも色とりどりで、「口臭予防」などの文字も主張されていて目立つ。そうしたゴチャゴチャした感じが視界に入るのが、どうにも嫌だったとフネさんは言います。
「ものがあふれていて、片づかないのは落ち着きません。ミニマリストになりたいけれど、家族もいるので実現は難しそう。自分のささいな願望をかなえてくれる存在が、無印の商品たちでした。
どの商品もパッケージデザインがシンプルで、表示も必要最低限。歯磨き粉なら目立たない大きさで 歯磨きジェル “ TOOTH GEL”としか書いていない。
だから、商品が洗面所やリビングで無造作に散らかっていても、雑然とした感じがしないんです」
使ったままで放置されているものを見ても、無印の商品なら「片づいていない」心理的なマイナスはなく、「インテリア小物」が置いてあると、プラスに感じるのだとか。
収納や水回り以外でも、役立つアイテムがたくさんあるとフネさんはいいます。
「グリーンカラーの鳩時計は、最初、デザインがよくて購入したのですが、地味に時間管理に役立っています。
家事をしたり、スマホを見たりしていると、あっというまに時間が経っていて。そんなとき、鳩時計は吹子で30分ごとに鳴いてくれるんです。
鳴れば時間にも気づけるし、音色が癒やしにもなって、とても便利で愛着もわきます。
お風呂で使うと便利なのが、『のびのびボディネット』。これは泡だてボールの両側にひもがあって、伸びるつくりなので背中も洗いやすいんです」
