フリーアナウンサーになって約4年の馬場ももこさん。意を決してテレビ金沢から東京にきた矢先にコロナ禍になったそう。性格的に、あえて困難な道を選ぶと語る馬場さんですが、自分がやりたい仕事はできているのか。この先を見据えて、着々と準備をしていることとは。(全5回中の5回)

自分が王道とはまったく思わない

── 2019年4月にテレビ金沢から東京の事務所・セント・フォースに移籍されました。数ある事務所からセント・フォースを選ばれたのは、何かきっかけなどあったのでしょうか。

 

馬場さん:周りから難しいとか、不可能だって思われていることの方が、向き合いたくなっちゃう性格なんです。セント・フォースも、周りから入るのは難しいよって言われたので、チャレンジしました。

 

── 具体的に、周りからなんと言われたのでしょうか?

 

馬場さん:私がちょっとずつ東京のテレビにも出るようになったとき。さんまさんと『行列のできる法律相談所』でご一緒したことがあったんです。

 

さんまさんに「馬場は、このまま東京とか来るのか?でも、セント・フォースとか無理やろうなぁ」アハハァみたい感じで、周りも盛り上がったんですね。

 

テレビ金沢の人にも「馬場、(契約社員だけど)これからどうするの?セント・フォースとか受けるの?無理だよね〜」って、なぜかみんなセント・フォースの名前を出してきたんです。

 

私、大学生のころに、自分の思いや希望を綴った「夢ノート」というものを書いていたんですが、ふと「夢ノート」を見たら、「将来、セント・フォースに入る」って書いてあって。

 

馬場ももこ

── 実際にセント・フォースを受けてみて、いかがでしたか。

 

馬場さん:1回、書類選考で落ちたんです。でも、事務所に電話して、1回だけ会っていただけませんか?とお願いをして、こう伝えたんです。

 

「セント・フォースの方は、朝の番組とか、何かの番組のMCを担当されたり、とても華やかなお仕事をされている方が多いと思います。もし、セント・フォースで今まであまりやってこなかったバラエティとか、他も手をつけていないお仕事があれば、私にまわしていただけないでしょうか。私は、自分が王道のアナウンサーに進みたいとはまったく思わないです。ただ、何か新しいジャンルを開拓するのに使っていただけませんか?」って、隙間産業みたいな話をしました。