仕事に家事に子育てに、日々邁進するイラストレーターの横峰沙弥香さん。自宅が仕事場だからこその楽しみや苦労、仕事を捗らせる工夫などを、ちょっと笑えて癒やされるイラストとともに紹介します。今回のテーマは「デジタルツール」。お古の「iPad Pro」をわが子に譲ったことで生まれた予想外の展開について、語ってもらいました。

お古のiPadを子どもに与えてみたら「…そこまでできんの!?」

仕事で使っていた「iPad Pro」を最新のものに替えたため、迷った挙句、古いものは息子のまめに譲ることとなりました。

 

8歳の小学生に「iPad Pro」を1台与えることには勇気が要りましたが、幸い長いこと私が使い倒してきたものですから完璧に勝手はわかります。

 

これからの時代、こういったアイテムは使いこなせるに越したことはないと思いますし、「私と一緒に使うこと」を条件として「iPad Pro」を使うからこその楽しみや可能性を親子で模索する方向に舵をきりました。

 

最初はやっぱりお絵描きかな、と作画用のソフトでお絵描きを楽しんでいると、まめが「これを動かすこともできるんでしょ?」などと言い出しました。せっかくこういうものを使っているんだから、紙のお絵描きではできないようなこともやってみたい、と。

横峰さん連載イラスト1
横峰さん連載イラスト2
横峰さん連載イラスト3
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それこそがデジタルツールのおもしろさ!さっそく私が目論んでいた“デジタルツールと子どもの自由な発想の化学反応”的な兆しが見えて、ワクワクします。

 

ちょっとした動きであれば、でき上がった絵を動かすことなんて子どもでもお手のものですし、録音した自分の声にエフェクトをかけてセリフをつけるなんてこともできちゃう。

 

あれよあれよという間に、まめはショートアニメを一本完成させ、「まめちゃんとゆめこのキャラクターでアニメを作ってみるのはどうだろう」と提案してくれました。

 

なるほど、いつもの絵日記がショートアニメで見られれば、また違った楽しみがあるかもしれません。

 

まめの毎日が豊かになればという思いで譲った「iPad Pro」ですが、私の今後にも楽しい影響がありそう…!?

 

もっといろいろな使い方を楽しんでもらって、私の仕事のアドバイザーをお願いしようかしら。

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文・イラスト/横峰沙弥香