仕事に家事に子育てに、日々邁進するイラストレーターの横峰沙弥香さん。自宅が仕事場だからこその楽しみや苦労、仕事を捗らせる工夫などを、ちょっと笑えて癒やされるイラストとともに紹介します。今回のテーマは「家事や仕事の進め方」について。ずぼらなのに人より働くタイプという横峰さん。その理由とは?
ずぼらで怠け者なのに「気づいたら人より多く働いてる」理由は
私はずぼらでめんどくさがり、そして怠け者です。お弁当作りのために朝早く起きる必要がなければいつまででも寝ていられるし、一日中パジャマでダラダラすることにも罪悪感がありません。
だけど、欲望のままに生きていると家族の生活が崩壊してしまうので、やれることはやれるときにやる。
掃除機をかけるのに時間を取られないよう床にものは置かず、ホコリが気になったらその瞬間サッと吹く。
子どもたちが帰ってきたら流れるようにお風呂場へ行き、洗濯を済ませておやつを食べさせます。おやつはおにぎりやコロッケ、卵焼きなど。準備は手間ですが、ここのところ疲れて寝落ちすることも多いお年頃…うっかり夜ご飯を食べ損ねてもあたふたと起こしたりする必要のないよう歯磨きも済ませます。
それもこれも1日の終わりに、できるだけまとまった時間ダラダラしたいから。
あくせく働くのも細々と家事をするのもすべて怠けるため。
これからもダラダラするためならどんな労力も惜しまず生きてゆきます。
文・イラスト/横峰沙弥香