W主演は「僕なりにサポートできたらいいな」と
── かなでさん自身も「これ、私じゃん！」と思うほど似ているとおっしゃっていました。
草川さん：「コント×超特急」という舞台でご一緒したときには、ゆっくりお話しする時間がなくて。
今回、W主演という形でしかもドラマで共演できると聞いてすごくうれしかったです。W主演ではありましたが、僕なりにサポートできたらいいなと思っていました。
── 実際にサポートできた部分はありましたか？
草川さん：役に立ったかどうかは別として…。セリフの覚え方や役へのアプローチの仕方について質問されることが多かったので、自分なりに答えたつもりです。
「セリフは台本をひたすら読んで覚えています」って、それほど役に立たなそうな答えをしてしまったのですが、例えば役へのアプローチの仕方は役に立ったとよろこんでもらえました。
── アドバイス前後でかなでさんの変化を実感したことは？
草川さん：セリフの覚え方を訊かれたのはクランクイン前のポスター撮影のときでした。撮影に入ったら、質問の内容が役へのアプローチなどに変わっていたので、かなでさんの中で何かが変わっている気はしました。
── ヒロインのように超ポジティブなキャラクターがいると撮影も楽しそうです。
草川さん：かなでさんがいるから、周りがすごく明るくて、みんなキャッキャしてました。
監督が一番テンション高かった気がします。かなでさんのシーンで笑っていましたし（笑）、カットがかかってもちょっと面白いことをやってくれるのでみんなが笑う。現場がすごく和んでいました！
── イケメン副社長・結城圭介役にはどのようなリクエストがありましたか？
草川さん：監督がとても寄り添ってくださって。段取りの段階で演技に関してお話しすると「いいですね！」という感じで、わりと僕の好きなようにやらせていただきました。
一度僕が思う結城を演じて、監督の見せたい形と違いがあれば調整していくような流れでした。
