消耗品がなくなるペースは家庭によってそれぞれ。掃除好きな人の家では住宅用洗剤が、家族の多い家ではトイレットペーパーがハイペースで消費されるでしょう。6人家族、3世代同居のわが家の意外な消耗品とは…?
フライパンは消耗品だと思っていた
自分が消耗品だと思っていたものが、他の人にとってはそうではない経験、ありませんか?
たとえば、第1子である息子が小学生の頃は子ども用の傘や定規、下敷きなどは頻繁に買い替える必要がある消耗品だと思っていました。
しかし、お行儀のいい、つまり傘で地面をゴリゴリしながら歩いたり、定規で消しゴムを弾いて遊んだり、下敷きをどこまで曲げれば折れるか“限界”を探ったりしない子の親御さんに話したところ、まったく理解できない、という反応をされました。あれはなかなか衝撃の経験でした。
さすがにわが家の子どもたちも大きくなって言動も落ち着き、物を大切に使うことも覚えてきたので、私もしばらくこの感覚を忘れていました。しかし最近になって、また同じ種類の疑問が頭をもたげはじめたのです。
それは、フライパンです。
私はずっと、フライパンは消耗品だと思っていたのですが、よそのお宅では違うのではないか、という疑問です。