2009年におかずクラブを結成したオカリナさん。しかし、コンビ結成時は3人だったグループは、「普通の女の子に戻りたい」というメンバーの脱退を経て、現在は相方のゆいPと2人に。競争が激しい芸能の世界で、紆余曲折を経て、どのように活動を続けているのでしょうか。また、オカリナさんが描く夢とは──(全3回中の3回)。

おもしろいことしてお金がもらえたらいいな 

── オカリナさんは芸人として活躍されていますが、昔から「夢」があったそうですね。

 

オカリナさん:子どものころから、お金持ちになりたかったんです。でも、どうしたらお金持ちになれるかわからなくて。勉強ができたわけでもなく、これといった特技もないし。

 

── お金持ちに憧れた、きっかけなどあるのですか?

 

オカリナさん:ディズニー映画でスクルージ・マクダック、通称「スクルージおじさん」というキャラクターを知ったんです。「スクルージおじさん」は、ドナルドダックの叔父ですが、とんでもない金持ちなんですよ…!たとえば、大量にコインを保管している、コイン部屋みたいなのがあって、コインで床が埋もれちゃってるんです。しかも、そのコインの上をプールに見立てて泳げるくらい、お金を持っていて。子どもながらに衝撃でしたね。

 

オカリナ
コインの上を泳ぎたかった…

── 確かに泳ぎたいです…!芸人になったのも、お金持ちと関係していますか?

 

オカリナさん:たまたま高校2年生のときに、初めてM−1を観て。ちょうど、中川家さんが優勝した年ですね。そのとき、「お笑いっておもしろい!芸人だったらなれるかも!」って思っちゃったんです。

 

もちろん、いざ芸人になってみたら、大変だってわかるんですよ。でも、外から見てる分には、芸人って楽しそうに見えるじゃないですか。おもしろいこと話して、お金もらえていいなって。