「当時は、僕の言葉でひとりでも人が救えるなら…という思いがありました」と話すのは、元テレビ東京アナウンサーの原田修佑さん。7月にテレビ東京を退社し、現在は教育系スタートアップ企業大手のatama plusでPRやマーケティングを担当しています。転職で職場環境が大きく変化したという原田さんに、ご家族への思いを聞きました。
大手教育系スタートアップへの転職
── 7月にアナウンサーとして活躍していたテレビ東京を退社し、教育関連企業に転職されたのには驚きました。
原田さん:
アナウンサーの仕事は楽しく、充実していました。でも「子どもの将来を照らす仕事をしたい」というのは、昔からの夢でもあったんです。
コロナ禍をきっかけに、小さいお子さんの動画に実況をつけさせてもらう「実況ベイビー」を始め、やるべき方向性がひとつ見えたことで、思いが大きくなった面がありましたね。
── テレビ局の会社員から、大手とはいえスタートアップ企業への転職です。奥様の反対などはなかったのでしょうか?
原田さん:
いつか教育系の仕事をしたいというのは話していましたし、子ども向け番組『シナぷしゅ』の仕事を楽しんでいるのも知っていました。
だから妻は「やりたいことがやれれば、いいんじゃない」と言ってくれて、全然反対はしなかったですね。