日々の子育て漫画を発信しているミロチ(@mirochi8989)さん。今回は、人気の投稿の中でも、「かわいすぎる!」と話題になった1歳の息子・いとくんのエピソードについてご紹介します。大人もおおいに学ぶところがありますね。

「食事何がいい?」に「パン!」しか言わない息子

毎日毎日食事のメニューを考えるのは、ひと苦労。ある日、ミロチさんも献立を考えるのがめんどくさくなり、家族に食べたいものを聞いてみることにします。

 

夫は「ラーメン」、娘のつむちゃんは「おにぎり」。いとくんは勢いよく「パン!」と回答。

 

「主食よりおかずにしてよ」と言うと、「お魚」「お肉」に続き、いとくんだけ「パン!」。「卵がたくさんあった」と思い出し、希望の卵料理を聞いてみても…いとくんは「パン!」。

 

その後もいとくんによる「パン」の主張は止まりません…が、いとくんの主張もむなしく、メニューは卵とじうどんに決定。

 

あれだけ「パン」を推していたいとくんの様子は大荒れ…かと思いきや!?

 

あっというまにうどんをたいらげて、「おいちいねぇ」と大満足の笑顔!

 

この様子に「最後に笑っているのはいつもいとくん」と、1歳児の強さを実感するミロチさんなのでした。

大人も学ぶべき 自分のご機嫌を保つ切り替えの早さ

食べ物に限らず、遊びやおもちゃなど希望を強く言っていたのに、最終的には全然違うものでも結局満足している…。そんな子どもの切り替えの早さは、育児中のあるある。思わず笑ってしまったという人も多いかもしれませんね。

 

こんないとくんについてミロチさんは、

 

「“パン”と言ってはいるものの、実際にちゃんとパンを食べるのかあやしい1歳児なので、たいていお姉ちゃんの意見が通りがちなのですが、それでも頑張って主張してくる所もかわいいし、意見が通らなくて怒っても一瞬で忘れる所がたまらなく愛おしいいとくんです。

 

男の子は“わかりやすくてかわいいよ”と友達に言われてましたが、その意味を日に日に実感してます!」

 

と話してくれました。

 

自分の意見を一生懸命伝えようと奮闘する顔も、気持ちが切り替わった後の満足気な笑顔も大事な成長のひとコマ。主張につき合うときは親側には根気も必要ですが、微笑ましく見守っていきたいですね。


取材・文/阿部祐子