バスの名残と本格的なサウナ「”ご当地サバス”広がってほしい」
── サバスならではのサウナの楽しみ方を教えてください。
松原さん:
バスの名残を残しつつ、温浴施設と変わらない本格的なサウナを楽しめるので、見た目と中身のギャップを感じていただけたらと思います。また、バスの車窓を生かして窓を大きくとっているので、サウナでととのいながら、四季折々のロケーションも楽しんでいただけます。設置する場所によっては、サウナに入ったあとに川や雪に飛び込むこともできるのではないでしょうか?
── 今後、サバスはどのように展開していくのでしょうか?
松原さん:
自社で増やすというよりは、「サバス」という商標で2台目、3台目を作りたいという企業が現れたら、コンサル的な形でレクチャーしたいと思っています。北海道や九州など遠方になればなるほどお貸出しする価格が高くなってしまうので、それぞれのエリアに“ご当地サバス”ができたら面白いかもしれません。
PROFILE 松原安理佐さん
1993年生まれ、兵庫県姫路市出身、株式会社「リバース」代表。2015年に神姫バスに入社。不動産事業部、事業戦略部を経て、2021年にリバースを創業。2022年2月に移動式サウナバス「サバス」を完成させた。
取材・文/荘司結有 写真提供/株式会社リバース