「テンションが低いだけで前向きです(笑)」

── 基本ローテンション人間です、とのことでしたが、お話を伺っているとプラス思考という印象です。

 

鈴鹿さん:
そうなんです。テンションが低いだけで前向きです(笑)。

 

小さい頃から母と、合言葉のように「なんとかなる」と言い合ってきました。

 

「今度のテスト、まずいかな?」と僕がつぶやけば、母が「なんとかなるでしょ」というお決まりのようなやりとりがあります。本当になんとかなってきたから、その言葉を使い続けています。

 

前向きな鈴鹿さんの合言葉は「なんとかなる」

「なんとかなる」と思えば、なんとかしようと自分も動くから、気楽にだけど責任をもって「なんとかなる」という気持ちで行動しています。

役者仲間は刺激し合える相談相手

── お母さんの「なんとかなる」が一番安心するし、力にもなるのでしょうか?

 

鈴鹿さん:
そうですね。今もよく電話で話すのですが、何か相談すると「なんとかなるよ」って言われます。

 

すると「ああ、そうか、そうだよね」って思えて、ほとんどの悩みが解決します(笑)。

 

── 悩みの相談相手、メインはお母さんなのでしょうか?

 

鈴鹿さん:
母が多いですが、もちろん役者仲間にも話します。

 

ドラマ「ドラゴン桜」で共演した細田佳央太くんや志田彩良さん、最近映画でご一緒した橋本環奈さんや瑠東東一郎監督とはよく話します。

 

志田さんとは映画でも一緒に仕事をしました。そのとき共演した遠藤雄斗くんと志田さんとは本当によく電話するし、なんでも話します。仲良しだけど、刺激し合える関係です。

 

PROFILE 鈴鹿央士さん

俳優・モデル。2000年生まれ、岡山県出身。メンズノンノ専属モデル。主な出演作は映画『蜂蜜と遠雷』、ドラマ「ドラゴン桜」など。2022年の出演作は映画『バイオレンスアクション』、ドラマ「六本木クラス」など。冬には1st写真集の発売も控えている。

 

取材・文/タナカシノブ ヘアメイク/阿部孝介(traffic) スタイリスト/朝倉豊
衣装:シャツ、パンツ、ブーツ/ジョン メイソン スミス タンクトップ、ブレスレット/スタイリスト私物