アニメ映画『夏へのトンネル、さよならの出口』(公開中)で飯豊まりえさんとW主演を務めている鈴鹿央士さん。俳優、モデルとして活躍し、映画にドラマ、そして今回は声優に初挑戦しています。そんな鈴鹿さんには子どもの頃から支えになっているお母さんとの合言葉があるそうです。
すごく欲しいけど見つからないもの
── 映画に都市伝説として登場する欲しいものが手に入るトンネル。鈴鹿さんが子どもの頃には、学校や近所で都市伝説などはありましたか?
鈴鹿さん:
都市伝説に入るのかはわからないけれど、「ポケモンおじさん」と呼ばれている人がいました。
学校の近くの公園に出没するのですが、強いポケモンをたくさん持っていて、仲良くなるとポケモンがもらえたり、交換してもらえたりするという噂があって。
僕も2、3匹、ほしかったポケモンと交換してもらいました。
── 望みが叶うトンネルにちなみ、鈴鹿さんが今、欲しいものを教えてください。
鈴鹿さん:
大瀧詠一さんの「A LONG VACATION」のレコードです。すごく欲しいのですがどこを探してもなくて。
見てみたいのは本当に平和な世界。本当の平和がどういうものなのか想像がつかないので、見てみたいです。
── ちなみに、鈴鹿さんが平和を感じるのはどんなときですか?
鈴鹿さん:
身近な人に赤ちゃんが産まれたとか聞くと、いいなって思います。地元では僕の年齢でも結婚する友達もいます。
友達の友達がとか、知り合いがとかでも「赤ちゃんが産まれた」というお知らせを聞くと素敵なことだなと思うし、そういう瞬間ってなんかいいなって感じます。