SNS投稿時に気をつけたいこと

今回のアンケートからは、TVやインターネットで騒がれるほどにはママたちは他のママの投稿にネガティブな感情を抱いていないことが伺えます。

 

しかし、発信は自由とはいえ、投稿時にはいくつか気をつけたいこともあります。

 

特に個人情報が特定されてしまうような写真や文章になっていないかは注意が必要です。

以下のような施設・設備が写真に映り込んでいると、居住地や行動範囲が特定されやすくなります。

 

  • 園や学校
  • ショッピングセンター
  • 自動販売機
  • 電柱

 

お子さんの名札や衣服に書かれた名前などもチェックしてくださいね。

 

写真のGPS(位置)情報はオフにしておくか、アプリを使って投稿前に削除しておきましょう。

 

また、複数のお子さんが映り込んでいる写真をSNSにアップしたいときは、全員の保護者に確認を取り、スタンプやモザイクで顔を隠すといった配慮も必要になります。

おわりに

今回のアンケート結果を見る限り、毎日のひとこまや育児記録として発信した内容がもしそれができない状況の人から見て落差を感じてしまうようなものであったにせよ、「投稿しないで」と感じる人はわずかであるといえます。

 

とはいえ、同じママアカウント同士でも、置かれた状況や価値観は1人1人異なります。

 

立場の違う相手への想像力を持ちつつ、あまりにもネガティブな反応を気に病むことなく、SNSでの発信や子育てを通じての交流を楽しみたいですね。

 

文/高谷みえこ

参考/総務省|国民のための情報セキュリティサイト「SNS利用上の注意点」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/security02/05.html