「徹子の部屋」のオンエアは見逃したけれど…

── 先日、夢だった黒柳徹子さんとの共演がありました。昭和歌謡への興味が熱い時期に、いい機会になったのではないでしょうか?

 

左合さん:
「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に出演していなければ叶っていなかったですし、桂三も徹子さんと歌謡曲や紅白歌合戦の話をしてみたかったようなので、夢が叶って本当に良かったと思います。

 

また友人のつながりで、歌手の扇ひろ子さんとお食事をさせてもらう機会にも恵まれました。そこでも紅白の裏話や昭和歌謡の話で盛り上がっていました。子ども扱いするのではなく、桂三の話を丁寧に聞いてくださったことがとても嬉しかったです。熱が高いうちに本物に触れることのできる、いい機会になったと感謝しています。

歌手の扇ひろ子さんと交流も
歌手の扇ひろ子さんと交流も

── 「徹子の部屋」での共演のときには、部屋に入る前に靴を揃えたり、徹子さんの洋服を褒めたり、お礼のご挨拶をしたりする姿が印象的でした。かなりきちんとした教育をされたのでは?

 

左合さん:
実は私は収録が始まって少ししてからスタジオに入ったので、「はじめまして」の部分は見ていなかったんです。オンエアの日もその一連の動作に気づいていなくて、リアルタイムにママ友からその話を聞いてあとから録画を見直し確認し、本当だ!とびっくりしました。だって、家では靴なんてまったく揃えないので(笑)。

 

でも嬉しかったですね。小さい頃から靴を揃える、ご挨拶やお礼などはちゃんとするように、と声はかけていたので、それを覚えていたのかなって。

 

桂三は、昭和歌謡をレコードで楽しむ派なのですが、レコードのように、外ではA面、家ではB面みたいに使い分けているんですかね(笑)。

桂三君の部屋にあるレコード棚とレコードプレーヤー
桂三君の部屋にあるレコード棚とレコードプレーヤー

── 今後も芸能界のお仕事は続ける予定ですか?

 

左合さん:
テレビに出演したきっかけが、私では消化しきれない桂三の昭和歌謡曲愛を「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に聞いて欲しいという理由だったので、芸能活動をしているという感覚はあまりありません。

2021年3月放送「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」初出演のセットにて(小学5年生の時)
2021年3月放送「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」初出演のセットにて(小学5年生のとき)

小さい頃に少しだけモデル活動をしていたのですが、それも電車ばかりに夢中で習い事もしていなかったので、習い事の発表会の代わりに思い出づくりをさせたい…というのが理由でした。なので、テレビ出演により昭和歌謡曲への思いが形として残ったのは良かったと思いますが、芸能活動をどうするかという考えは特にないですね。

 

── どのような大人になってほしいですか?

 

左合さん:
桂三は好きなことを見つけるのが上手なので、そこはそのままに、好きになったことを活かせる大人になれればいいなと。中学生になり、昔のように私たちがお膳立てしないとなにもできないという年齢ではなくなりました。

 

数年前から見たい電車があれば、ひとりで近隣の都道府県に出かけるほど大人に。サポートできることが少なくなったことは寂しいですが、そのおかげで楽しんで成長を見られるようになりました。夢中になれることで自立できる大人になってほしいですね。

 

あとはもう少し家でも「A面」が増えると嬉しいです(笑)。

取材・文/酒井明子 写真提供/左合みちる