ズボラ親って実は賢い
一方で、兄のにぃくんについては、初めての育児で経験した困りごとなどを、備忘録的に漫画にすることが多い星田さん。
親としては手間のかかる小学校の「名前付け」。星田さんは翌年に学年とクラスが変わっても、数字を上書きして使い回せるよう、絶妙なバランスで「1年2組」の数字を書いたそうです。
「学年が上がるたびに体操服の名前を付け替えるのは面倒すぎる!ということで、最初から上書きできることを見越した数字の形で対応しました。
これ、みんなやりませんか?小学生の親は、他の子がどうしているかなんてなかなかわからない。だから、共有です」
と、星田さん。一見ズボラなようでいて、実はとても賢いやり方ですよね!
育児に必死な日々はあまり周りが見えませんが、こうして「子どもあるある」や「育児の小ワザ」を共有できるだけで、肩の荷が少しふっとおりるものです。
取材・文/松崎愛香