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育休明けが悲惨すぎる…!それでも前を向く先輩ママの奮闘記

仕事

2018.12.04

education201812

保育園への入園が決まり、職場復帰が近づいてくると、仕事も育児も無事にこなせるのか不安になってくることがありますよね。

今回は、先輩ママたちに、産後の職場復帰を迎えた当時を振り返ってみて何が大変だったか教えてもらいました。

大変だった時にはどのように対処していたかも聞いてみましたので、ぜひ参考にして下さいね。

 

1:育休明け、こんなに仕事ができないとは…


Hさん(31歳・メーカー勤務・フルタイムで復帰)は、仕事のテクニックや勘を取り戻すのに、1か月ほどかかったと言います。

 

「産休と合わせて1年以上のブランクは、さすがに細かい仕事のテクニックを忘れてしまいますね…。エクセルでちょっとした対照表を作るだけでも、「どの関数使うんだっけ?」といちいちヘルプを見る状態。毎回周りの人に聞くのも迷惑だし、調べるのに時間をかけるのも人件費の無駄遣いですよね。自分で、分からないことは5分だけ調べる!それ以上は申し訳ないけど聞くと決めていました。そうすると意外と必死で思い出すので、1か月もせずに勘が戻りました」

 

また、Hさんは、産休に入る前に、忘れてしまいそうな細かい作業のコツをノートにまとめておいたそう。産休代理の派遣の女性からも、「ノートが参考になりました」と復帰時の引継ぎで言われたとのことなので、同じ職務に戻ることが確実ならば、おすすめの方法です。

 

いっぽう、産後は残業や土日の出勤ができないという理由から、営業・販売職を離れ事務職に配置転換になったというKさん(29歳・自動車販売会社勤務・時短で復帰)は、思わぬ苦労をしました。

 

「営業販売は忙しい土日の出勤が必須なので配置替えはやむを得ないのですが、これまで未経験だった事務職では新しく覚えることが多く、ミスを連発してしまいました。営業では毎月のようにトップクラスの成績をあげていたのに、自分の仕事のできなさが情けなくて…」

 

しかしKさんは次のように頭を切り替えて取り組んだそう。

 

「私が営業成績を上げる裏で、仮に書類手続きなどでミスがあってもこうして事務方できっちりと確認してフォローしてくれていたのでは?と気付きました。今は、どちらの立場も経験することで、将来営業に戻った時により良い仕事ができるはずと前向きにとらえ、仕事の流れを頭に叩き込んでいます。そして、子どもが成長したらいつでも得意な分野に戻れるように業界や市場の流れを勉強し、勘を養っているところです」

Fさん(27歳・IT関連企業勤務・時短で復帰)は、産休・育休の間に、細かい業務上のルール変更が多く、追い付くのに時間がかかったそうです。

 

「ルール変更は社内メールでバラバラと送られてくるのですが、期間が長すぎて追いきれません。なので、少し仕事が落ち着いた日に1時間ほど時間をもらい、該当のメールを一覧表にしました。さらに、総務に相談して今後は業務ルール変更メールには共通のタグをつけてもらうことに。これで、今後長期間仕事を離れていた人も、すぐに指定期間のルール変更を絞り込めます」

 

自分の経験から、今後の育休復帰ママ全員に役立つ業務改善を提案したFさんは、会社全体のルール徹底にもつながるとして評価されたということです。

 

その他、復帰後になかなか勘が戻らず困ったというママの対処法としては、

「勤続年数が長いからといって先輩ぶらず、最初は試用期間のようなつもりで、来客対応・備品の補充など、ミスはしにくいが面倒な小さい仕事は積極的に引き受けるようにしていました」

「気分を切り替え、仕事脳を取り戻すために、“仕事術”などの本を読んだらやる気が出てきました」

などの体験談が寄せられました。

 

出産後は、24時間続く赤ちゃんのお世話、夜間の授乳や夜泣きによる睡眠不足、ホルモンバランスの変化などから、日中の集中力が低下するのも無理のないことです。 

特に、産休前とは別の仕事を担当している場合、最初はミスが発生することを計算に入れておき、ダブルチェックをお願いする、安請け合いしないなど慎重に対応した方が、けっきょくは周囲に迷惑をかけずに済んだというママの声も。

 

よく、育休復帰後に慣れるまでの期間の目安は「半年」だと言われますが、1ヶ月単位でルーティン業務を繰り返す職場もあれば、季節ごとに業務内容が大きく変わったり、プロジェクト単位で動いたりしている職場もあるでしょう。

職場によっては年間の仕事の流れをつかむのに1年前後かかる場合もあると考え、ミスで落ち込むことよりも、仕事の精度を少しずつ上げていくことに力を注げるといいですね。

 

2:育休明け「働いているのに収入減」は辛すぎる…


Oさん(31歳・教育関連企業勤務・フルタイムで復帰)は、出産前は残業の多い職場でしたが、保育園のお迎え時間に間に合うよう、残業なしで働かせてほしいと会社に交渉したそうです。

 

「定時で帰らせてもらえるのでとても感謝していますが、定時に間に合わせるため、仕事中は目が回るほど忙しく働いています。しかも基本給は低いので、残業代がなくなり0歳児の保育料がかかる今は、私の収入からはほとんど手元に残るお金がない現実…。前より忙しいのに、前よりお金がないって悲しいですよね」

 

またYさん(34歳・製造業勤務・時短で復帰)は、

「私は16時退社で復帰したのですが、私の受け持っている仕事は誰かとシェアできない状態なので、現場のトラブルなどでこちらに資料が届くのが遅れたりすると、16時で帰れないことが度々あります。特に金曜日は翌日に回すということが難しく、保育園の延長保育を利用せざるを得ない状態。意外と延長保育料も度重なると高くつくんです。しかも、時短だからというわけではないでしょうが、復帰後のボーナス査定は以前と比べて低くつけられているので、トータルかなりの収入減になっています」

と、苦しい状況を語ります。

 

ただ小学生のママからはこんなコメントもありましたので参考にして下さいね。

 

「子どもが小さい時は、働いたそばから保育料に消えていくので、何のために働いているんだろう…と思うこともありましたが、小学校に入ると同時に、かなり負担が減りました!今頑張っているママには、収入減だけは時が来れば必ず解決するから辞めずにがんばって!と言いたいです」(Hさん・37歳・スポーツジム勤務・フルタイムで復帰)

 

3:「子どもの急病」は常に育休明けママ最大のピンチ


育休明け、何より恐怖だったのは、「保育園からの電話」というママはやはりとても多く、

「ピークの時は3週間連続で早退→翌日休み、というパターンが続き、平謝りの日々でした」

「フルタイム正社員・部下ありの状態で復帰したため、私も簡単に早退できない時が多く、夫とどちらが保育園に迎えに行くかでしょっちゅうもめていました」

などの声が次々上がりました。

 

Eさん(32歳・地方公務員・フルタイムで復帰)は、隣の部署にほぼ同時期に育休復帰した女性がいたそうですが、

「彼女は実家の近くに家を建てていて、急な保育園からの呼び出しは祖父母にお願いしたり、行事や懇談なども祖父母と交替で出席したりしていたのであまり仕事に影響が出ないんです。私は前回の夫の転勤でこの土地に来たため、頼る相手もなく休む回数が多くなりがち…直接比べられることはないのですが、どうしても引け目を感じてしまいます」

と言います。

 

「発熱した子どもを迎えにいかない」という選択肢はなく、子どもの急病はママが悪いわけでもないのですが、実際に誰かがその仕事を代わりにやらなければならなくなると、時には理解のない人から非難されることもあります。

 

少しでも迷惑がかからないようにと、次のような工夫をしていた人もいます。

 

「仕事の進捗状況をスケジュール管理ソフトに入力し、部内で共有してもらうようにしました。他の人はそこまで詳しく記入していなかったのですが、私はいつ保育園から呼び出しがかかるか分からないので、朝・昼・帰りとこまめにタスクを書き、急ぎのタスクから順に赤→黄→緑と色を変え、万が一誰かにお願いする場合でも一目で優先順位が分かるようにしておきました」(Gさん・30歳・運輸会社勤務・時短で復帰)

 

4:まさか私が…?子どもと離れるのが寂しすぎる!


育休からの復帰間近で、意外な壁にぶつかってしまったNさん(28歳・アパレル勤務・フルタイムで復帰)。

 

「7か月で認証園に入園できたので、1歳までの予定だった育休を繰り上げて復帰しました。繰り上げは1歳の時点で認可園に移る時にも有利なので、大成功!のはずが…子どもと離れるのがさびしい…!検診や子育てひろばで知り合った他のママたちも1歳まで待つ人が意外に多く、保育園に入る直前に児童館で集まった後には、みんな子どもと一緒にいられてうらやましいなぁ‥と涙が出てしまいました。出産前は育休なしでもいいくらいに考えていたので、自分がそこまで変わることにびっくりですが、それだけ愛せる存在を得たのだと、プラスにとらえて仕事を頑張っています」

 

また、保育園に通い始めた当初は、スムーズにママと離れられる子もいる反面、登園時は毎朝大泣き…という子も。

 

Mさん(27歳・社会福祉法人勤務・フルタイムで復帰)は、長男を保育園に預けた当時のことを、

「仕事そのものより、毎朝の子どもの泣き声で私まで悲しくなってしまい、いっそ専業主婦になりたいと思ったことも。でも、その後夫の転勤で二人目は家で育てたのですが、知り合いのいない場所での24時間育児は本当に心身ともにハードで、どちらにしても育児は大変だなぁとしみじみ思いました」

と振り返りました。

 

まとめ


今回、先輩ママたちの体験談を聞いていた中で心に残ったのが、あるママが育休復帰後、職場の年上のパート女性からかけられた言葉です。

 

「私は昔、育児と仕事がこれ以上両立できないと思って辞めてしまったけど、もしあなたが仕事を続けられるならぜひ続けてね。今は大変だけど、働いていて良かったって思う時が絶対に来るはず。私もあなたを手伝うし、あなたもいつか後輩のママを助けてあげてね。」

 

筆者は現在フリーランスなので、育児中のママと一緒に働く機会はありませんが、この気持ちはずっと忘れずにいたいと思います。

 

文/高谷みえこ

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