使途不明金をなくすためにできること
使途不明金をなくすためには、とにかく「証拠」を残すことが重要です。いつ何にどれくらいお金を使ったがはっきりわかれば、使途不明金ではなくなります。 また、証拠を残すことで、普段どのような無駄遣いをしているかも見えてきます。無駄遣いを防ぐためにも、レシートやメモなどで出費を管理してみましょう。
対策1:レシートを受け取る
まず一番の対策はレシートを受け取ることです。コンビニなどではついついレシートを捨ててしまいがちですが捨てずに持ち帰りましょう。 店によってはレシートを出さない場合もありますので、もらうことができるのならば声をかけてもらうようにしてください。
レシートを見れば、何に使ったか記憶をたどらなくても、何にお金を使ったのかが一目瞭然。無駄遣いをしているかどうかもチェックできるので、家計を整えるうえでも有効です。
対策2:レシートがない場合にはメモを残す
自動販売機で購入したり、友達と割り勘した場合にはレシートを受け取ることができません。 そんなときはメモを残しましょう。
紙の手帳を使っている人は、お金を使った日付のスペースにメモを残すができます。あるいは、邪魔にならないサイズのメモ帳を準備し、その都度記入するという方法でもOK。
携帯電話にメモする場合も、金額と日付、使い道を明記するようにしましょう。 ただメモするだけではつまらなくて続かないという人は、画面に付箋をはるようなアプリを利用するのがおすすめ。楽しくメモすることができるようなひと工夫によって、無理なく続けることができます。
対策3:生活費とは別管理のお金もしっかりチェックする
子どもがいる家庭の場合、レジャーや子どもの関連のお金などを生活人は別にしているというケースもあります。 生活費と分けることによって管理がしやすくなる面もありますが、生活費と異なり厳密に支出管理をしていないという人も少なくないようです。 きちんと管理しないと、どうしても出てきてしまうのが使途不明金。
たとえ家計とは別に管理しているお金であっても、出費があった場合はその都度何をどこに支払ったかメモを残すのがおすすめです。
対策4:一日の終わり家計簿をつけてみる
使途不明金を探し当てるのに手っ取り早い方法が「家計簿をつける」ことです。 家計簿をつけることが苦手な人もいますが、難しく考えず一日の終わりに財布の中のお金とレシートを合わせてみましょう。
細かく収支を確認するのは負担になるという場合は、端数まで考えずざっくりと収支をあわせるだけでも問題ありません。それだけでも、何にどれだけお金を使ったのか知ることができます。 お金の流れを知ることができれば、隠れて見えなかった無駄遣いも明らかになってきます。
また、一日の終わりならば、レシートがない使途不明金についても思い出しやすいはず。