「今月はまだ余裕がある」と思っていると、ある日財布の中にも、通帳にも「お金がない!」といったことがありませんか?

 

「頭の中の計算では、あるはずのお金がない」のは、何に使ったかわからない「使途不明金」が関係しているかもしれません。 いくら家計を整えようとしても、使途不明金があるとお金は貯まりにくくなってしまいます。

 

そこで、今回は厄介者の使途不明金を減らすコツを考えてみました。

使途不明金とは?

「使途不明金」という言葉は色々な場面で使われますが、今回は「いつの間にか財布から出で行った、使い道さえも思いだせないほど少額のお金」を指すことにします。 もっと具体的に見てみると、以下のような場面で使途不明金が生まれているようです。

 

100円程度の小さな買い物

1,000円や2,000円を一度に支払った場合は、いつ何につかったのかすんなりと思い出せるはず。しかし、100円、200円程度の買い物になると、支払っている額が少ないため、「買い物をした」という印象が薄くなってしまうようです。 その結果、後になって何に使ったか思い出せず、「使途不明金」になってしまいます。

 

レシートが発行されない買い物

お金を何に使ったか調べるときにあると便利なレシート。 スーパーなどではレシートを受け取る人が多いと思いますが、コンビニではレシートを受け取らなかったり、受け取ってもその場で捨ててしまうことはありませんか? また、自動販売機で買う場合は、そもそもレシートが発行されません。

 

レシートを受け取らなかったり、捨ててしまったりすると、あとから何にお金を使ったか確認することが難しくなってしまいます。そのため、気づかないうちに使い道のわからない出費が重なっているということも。

 

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