バセドウ病の治療はどう進める?

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バセドウ病には、大きくわけて3つの治療法があります。

 

1.薬物療法

バセドウ病と診断されて、まず行われるのは薬物療法です。


甲状腺ホルモンの分泌を抑える「抗甲状腺薬」が使用されますが、病気そのものを改善する効果はありません。


また抗甲状腺薬の副作用頻度は全体の10%以上

(※2)で、軽度肝障害や筋肉痛が見られます。

 

2.放射性ヨウ素内用療法

薬物治療を行っても2年以上症状が改善しない場合に行われるのが、放射性ヨウ素内用療法。


甲状腺機能を低下させたり、手術によって甲状腺自体を摘出する治療が行われます。

安全かつ確実な効果のある治療ですが、実施できる施設が限られます。

 

3.甲状腺摘除術

甲状腺ホルモン産生組織を取り除き、過剰な甲状腺ホルモン出ないようにします。


甲状腺を全て取る「全摘術」、1グラム以下残す「準全摘術」、甲状腺組織を2グラム以上残す「亜全摘術」があります。

 

 

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