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田中律子「沖縄生活5年、移住する不安よりも勝ったもの」

ライフスタイル

2022.05.11

田中律子さん

沖縄に移住したタレントの田中律子さん。東京出身の田中さんが、住み慣れた街から沖縄を基盤としたのはなぜだったのでしょうか。また、地元ならではのコミュニティや、日常生活の過ごし方。そしてお仕事など、沖縄に移住して5年の田中さんにお話を聞きました。

沖縄で理想の家を探すまでに10年!

── 沖縄に移住されて5年くらいでしょうか。そもそも、沖縄に興味を持ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

田中さん:

14歳のときに、仕事で初めて沖縄に行ったんです。

 

そこで、ダイビングを体験させてもらったり、海が綺麗だったりと、沖縄に魅了されて。

 

18歳になる頃には、ダイビングのライセンスも取得。それからは、プライベートでも毎年沖縄に行くようになって。気づけば、いつか沖縄に住みたいって思うようになりました。

 

── 沖縄の家は、いつくらいから探されていたんでしょう?

 

田中さん:

今から20年くらい前ですね。家探しに10年掛かりました。沖縄の家は、先に父が先に住んで5年、私が父と入れ替わりで5年住んでいます。思うような家になかなか巡り合わなくて、決まるまでに結構時間が掛かったんです。

 

でも、今の家を見つけた瞬間、「これだ!」って即決して。

 

── ピンときたんですね。どのタイミングで、沖縄の移住を決めたんでしょうか?

 

田中さん:

まず、家を買って、父が「沖縄に住みたい!」というので、先に単身で沖縄の家に住んでもらいました。父は家事全般ができるし、定年退職後に沖縄でのんびりしたかったみたいです。かなり沖縄ライフを満喫したんじゃないかな。

 

その後、父と入れ替わるように、私が沖縄に住むようになりました。

 

もちろん、移住のタイミングは、父が東京に戻ってきたことで、沖縄の家が空いてしまったこと。それに、私の離婚というタイミングがあったのかもしれません。

 

でも、よく「何かを手放したら、何か新しいもの入ってくる」というように、良いタイミングで、沖縄に行けたと思っています。

 

── ただ、当時は今ほどオンラインで仕事をする機会も少なかったでしょうし、仕事とか環境が変わることへの不安はなかったですか?

 

田中さん:

確かに、最初はどうなのかなっていう不安はありました。でも、それ以上に沖縄に住みたい!という気持ちが強かった。それに、動いたら動いたでなんとかなっちゃうかなって思って。

「ゴーヤ持って行きなよ」で始まるご近所付き合い

田中律子さん

14歳の頃から沖縄に魅了されたと語る田中律子さん

── 実際沖縄に住んでみて、いかがですか?

 

田中さん:

ずっと沖縄に住みたかったので、もう良かったことだらけですね。まず、家が海の目の前にあって、毎日サンセットを見て。

 

── 羨ましいです

 

田中さん:

それに、周りの方もすごくよくしてくださいますね。

 

私が住んでいるところは観光地なので、とくに人がたくさん住んでいる地域でもないんです。それでも、ご近所の方に挨拶したり、なんとなく世間話もするようになって、気づけば顔見知りも増えていって。

 

今では、隣のおじいちゃんは、私の車が止まっているのが分かると、ゴーヤを持ってきてくれたり、一緒に飲もうよって、堤防でビールを飲んだりしています。

 

── 穏やかでいい時間ですね。

 

田中さん:

私も、東京で仕事をしたり、ロケに行った際は、おじいちゃんにもお土産を買って帰るんです。

 

「いつもありがとう!」って渡して、また物々交換して。そんなささやかなことも楽しいです。

 

人によっては、そういった人付き合いが苦手だって感じる人もいるかもしれないけど、私は好きですね。

 

── 田中さんに合っているんでしょうね。

 

田中さん:

そうだと思います。あと、私は沖縄に来てから日本サップヨガ協会っていう協会で理事長をしていて、インストラクターが30人くらいいるんです。そこからもどんどん繋がりが増えていきましたね。協会では、他の地域から移住してきている人たちがほとんど。

 

みんなで私の家にもよく遊びに来てくれるし、友達が友達を呼んでバーベキューをする日もありますよ。

田中律子さん

沖縄でもどんどん顔見知りが増えていく田中律子さん

── いいお付き合いですね!では、反対にこれは大変だった、と思うようなことはありましたか?

 

田中さん:

ん〜、なんだろう。大変なのは、台風くらいかな。台風が来たらしょっちゅう停電になるので、ロウソクとか用意して、停電対策をしつつ。

 

あと、私が住んでいる村は車で15分くらい行かないとスーパーがないんですよ。

 

でも、そういうのも慣れちゃって。もし、その日に使おうと思った食材がなかったとしても、まぁ明日でいいかとか。あまり気にしない感じですね。

 

── 心までゆったりしそうな。沖縄ではどうやって1日を過ごすことが多いですか?

 

田中さん:

そのときどきですが、だいたい6時くらいに起きて、コーヒーを淹れて飲んで。2階にヨガスタジオがあるので、そこでちょっとヨガをしたり、気持ちよかったらビーチを散歩したり。お客さんが居れば、サップヨガのレッスンをする日もあります。

 

あとは日によってみんなでごはん食べたり、お酒を飲んだりして。大体夜は22時くらいには寝ちゃうかな。我ながら、健康的な生活をしていますよ。

 

── すごく居心地良さそうですね。今は、お仕事もほとんど沖縄ですか?

 

田中さん:

今は、月の半分が東京、残り半分を沖縄と地方ロケ等に行っている感じです。

 

東京では仕事、沖縄ではゆったり過ごすことが多いですね。もちろん沖縄でも仕事はしていますが、海とかヨガとか、わりと自分のペースでやれているというか。オン、オフの切り替えができています。

 

結果論かもしれないですが、毎日大好きな海を眺めながら過ごせているのは、とても幸せです。14歳のときの夢が叶ったような気もしています。

 

PROFILE 田中律子さん 

1971年東京都出身。タレント、女優。1990年にドラマ『愛し合ってるかい!』ほか多数出演。NPO法人アクアプラネット理事長・日本サップヨガ協会理事長。
取材・文/松永怜、撮影/阿部章仁

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