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エコバッグじゃ足りない。ゴミ問題にはリスペクトが必要だ

ライフスタイル

2020.09.10


M-1グランプリ準決勝にも進出したお笑い芸人であり、ゴミ清掃員でもあるマシンガンズ 滝沢秀一さんへのインタビュー。

 

前回公開の「コロナ禍の大量家庭ゴミ」回収し続けた清掃員のリアルは、滝沢さんならではの視点でゴミの出し方と清掃員の仕事について語ってもらいました。

 

今回は、多すぎる日本のゴミの現状と、各家庭で減量化のためにできることについて、お話を伺います。

 

PROFILE:滝沢秀一(たきざわ・しゅういち)

1976年、東京都生まれ。1998年、西堀 亮とお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成。2007年、2008年にM-1グランプリ準決勝進出。2012年「THE MANZAI2012認定漫才師。お笑い芸人をしながら、定収入を得るためゴミ収集会社に就職。2018年にゴミ収集員としての体験をつづったエッセイ『このゴミは収集できません』(白夜書房)を出版、ベストセラーとなる。著書は他に『ごみ育 日本一楽しいごみ分別の本』(太田出版)、『ゴミ清掃員の日常』(講談社)、『ゴミ清掃員の日常 ミライ編』(講談社)など。最新作『やっぱり、このゴミは収集できません』(白夜書房)が2020910日に発売予定。

日本は国土面積に対してゴミが異常なまでに多い

——日本のゴミの量は世界的に見ても多い方なのでしょうか?

 

滝沢さん:

日本のゴミ焼却施設数は1,103カ所あり(※A)、一方アメリカは350カ所くらいです。アメリカは国土が広いからそのまま埋めることができますが、日本は国土が狭いぶん、燃やして量を減らさないといけない。だから多くの焼却施設が必要なんですね。日本はプラスチックゴミの1人当たりの廃棄量も世界2位(※B)ですから。

 

——日々のゴミの量についてはどのように感じますか?

 

滝沢さん:

収集車で集めたゴミは、焼却施設の「ごみピット」というところに集められます。縦30m×40m×深さ20mくらいあるごみピットが毎日、ゴミでパンパンになる。その量の多さ、ぜひ1度見てほしいです。それが、日本全国に1,103カ所あるわけです。

 

——粗大ゴミについてはいかがですか?

 

滝沢さん:

粗大ゴミの中継所(※C)では、布団が10mほどの高さまで積み重ねられ、今にも倒れてきそうなほどの量です。それを別の施設に運び、夕方に中継所に戻ると、また同じ高さまで布団が積まれているんですね。粗大ゴミの多さには圧倒されます。

 

ダイエット健康器具もよく見ますね。乗馬マシンとか、腹筋マシンとか。みんな、諦める時期が一緒なんですよね(笑)。

 

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