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「タワマンライフ」30代妻が住んで感じた、思いがけない損得勘定

コミュニケーション

2022.01.05

タワーマンションのラウンジ

豪華な内装や行き届いたサービス、眺望の良さなどから人気が高いタワーマンション。しかし、「エレベーターでの移動が面倒」などのネガティブ意見も少なくありません。数年前にタワマンを購入した、2児の母で30代会社員のNiaoさんに、実際に住んでみたリアルな感想を聞きました。

一戸建てからタワマンに方向転換した決め手

Niaoさんが住宅購入を検討し始めたのは数年前。ちょうど同棲していた現在の夫と結婚を考え出したころでした。当時住んでいたのは、家賃約13万円の1LDK。都内のためにあまり広くなく、その家で結婚し、子育てするイメージがわきませんでした。

 

「地方出身で、幼少期を団地で過ごしたので、最初は一戸建てにあこがれていました。長年の節約生活のおかげで、ある程度、頭金も用意してあり、予算は5000万~6000万円。でも、都内の一戸建てだと手が届くのは、駅から遠い狭小住宅ばかり。希望に合う物件に出会えませんでした」

 

一戸建てにこだわっていたNiaoさんの考えを一変させたのが、10年ほど前に湾岸エリアのタワマンを購入した先輩の話。立地的にも交通利便性が高く、子育て環境が整っていると聞き、「仕事と育児を両立したい」と願っていたNiaoさんには、ピッタリだと感じました。

 

「しかも、先輩の所有する物件は、購入時から比べて何千万円も値上がりした、と聞きました。一戸建てだと、よほど好条件でないと、購入時の価値を保つのは難しいと感じました。先輩の話から、タワマンの資産性の高さに気づき、家探しは一戸建てから方向転換しました」

 

さっそく夫と一緒に、湾岸エリアにある30階以上の大規模なタワマンのギャラリーへ。とても気に入ったうえに、運よく先着で申し込みできるキャンセル住戸が出たため、契約することに。そして、解放感のある眺望も魅力的な3LDKを購入しました。

 

「夫も私も30分以内で通勤可能。周囲には大きな公園や商業施設も多く、利便性の高さも決め手に。タワマンはセレブが多いイメージですが、我が家はごく普通の共働き家庭です。それでもギリギリ手が届く予算内で購入できました。ローンは約4000万円です」

ロケーションがよく過ごしやすいのがメリット

実際に住んでみて、タワマンは「とても住みやすく、快適に過ごせる」とNiaoさん。見晴らしもよく、バルコニーからは富士山まで見えるそうです。コロナ以前は、花火が自宅から楽しめることも。

 

「生活面では24時間、各階でゴミ出しができるのが便利です。小さなゴミ袋に入れて、外出のたびに捨てに行くので、我が家にはゴミ箱がありません」

 

住民が利用できるジムやカフェなどの共有施設やサービスも充実しています。特に、自宅より集中できるスタディルームは人気で、Niaoさん自身もよく活用しています。来客時に格安で宿泊できるゲストルームは見晴らしがよく、部屋によっては抽選になるほど人気とのこと。

 

「階下にあるコンビニも利用しやすいです。在宅勤務の合間に、ノーメイクでふらっと買い物に行くことも。ただ、あまりラフな格好だと、エレベーターホールで浮いた存在になるので気をつけなくては…と思います」

 

どちらかと言えば無機質なイメージのタワマンですが、湾岸エリアは意外と自然が多く残っているのも魅力。公園ではさまざまな草花が生え、ときにはトカゲや見たことのない虫に出くわすこともあるそうです。

 

とはいえ、子育てするうえで十分に気をつけている部分があります。それは、子どもだけでは絶対にバルコニーで遊ばせないこと。バルコニーは危ないと言い聞かせ、おもちゃなど落下しそうなものは持って出ないよう、Niaoさんは気をつかっています。

インターフォンが鳴ってから荷物が届くのに1時間

一方で、不便を感じるところも…。それはインターフォンが鳴ってから、宅配便が運ばれる時。実際に手元に届くまでに、1時間近くかかる場合も少なくありません。

 

「たくさんの家に一斉に配達されるため、届くまでにどうしても時間がかかります。以前のマンションに住んでいた時は、受け取るまで数秒だったので…。外出の予定がある時は、その旨を伝えると“最初に届けます”と言ってもらえるので助かっています」

 

また、タワマンにより人口が急増したため、保育園や幼稚園が足らない問題も。現在はだいぶ状況が改善されたようですが、Niaoさん自身も、出産後は「保活に失敗して復職できない」とならないよう、保育園確保のため、早めに動きました。

 

「早い時期から認可外保育施設に子どもを預け、すぐ職場復帰しました。あちこち探してやっと空きを見つけた施設の月謝は15万円以上!当時は短時間勤務だったため、認可保育園に入るまでは大赤字でした」

 

住民のほとんどがエレベーターを利用するので、通勤・通学時間には“各駅停車”状態になり、満員になるケースも。ただ、台数が多いうえ、在宅勤務の人が増えたこともあり、時間をずらせばさほど混雑した状況には遭遇しません。

 

「タワマンは何かと誤解されがちな面もありますが、実際に住んでみると施設も充実し、暮らしやすいです。周辺の教育施設も充実し、子どもが楽しめるイベントごとも多いので、思った以上に子育て環境が整っているなと感じますね」

Niaoさん(ブログ https://ameblo.jp/charo0930/)

文/齋田多恵 ※画像はイメージです
※上記は、Niaoさん個人の経験談・感想です。

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