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子どもに「男らしさ・女らしさ」押し付けたくはないけれど

子育て

2021.04.13

仕事や家事育児、生活の中で感じるモヤモヤ。

 

「暮らしに前向きな変化を起こす」をテーマに、イラストや文章をSNSなどで発信している描き子さんはどう感じ、考えているのでしょうか。

 

今回は「ジェンダーの押しつけは今どきではない」とは言え…と考えてみたお話です。

 

この世のモヤモヤは、自分の視点を変えてみれば楽になる…かもしれません!

「男らしさ」「女らしさ」完全否定は難しい

男はこう、女はこうなんていうのは古臭いし自分の子どもに押し付けたくないと心から思います。もちろん自分の子どもの周りの子どもたちにも。

 

世間全体の流れとしてもジェンダーステレオタイプを押し付けない、というのが新しい常識になりつつあり、周りの親たちにも「子どもに性別らしさを意識させない」態度が浸透しているのを感じます。

 

とはいえ、です。そんな今の世の中においても「男の子はこう、女の子はこう」という傾向は、否定できない実感として存在しています。

 

子どもと向き合うのは、ある意味いつも戦いです。戦いの戦略を練る上では、特に、よく知らないよその子どもたちを相手にする場合は、「男の子はこう、女の子はこう」という傾向を使って予想を立てるのがやっぱり役に立つんですよね。

 

例えばお友達の子どもに何かお祝いのプレゼントを渡すとして、男の子には車を、女の子には人形をプレゼントしたほうが喜ばれる確率がどう考えても、どう見ても高いわけです。

 

ジェンダーステレオタイプの押し付けを避けるという意味では、男女どっちでもいけるような積み木をプレゼントする、という態度が模範的なのかもしれませんが、「らしさを押し付けない」ことと「その子を喜ばせたい」という気持ち、どちらが大切なんて決めることは誰にも出来ないと思うのです。

 

また、男の子はとにかく全身で動き回るし力も強い子が多い、女の子はおとなしいけれど、 おしゃべりでおしゃまな子が多いという一般論も「男の子ってほんと、大変よね」「女の子って難しいよね」と母親が励ましあったりする上で、大いに役立っている面があります。

 

男はこう、女はこう、という傾向を意識するのは、理想としてはともかく、現実的に考えて妥当だというのを子どもを育てる中で実感しています。

例外がいることを忘れない

ただし大事なのは、「傾向はあくまで傾向である」ということ。常に、「傾向から外れる」人は絶対にいることは忘れない。私たちが大事にしなければならないのは、その部分ではないでしょうか。

 

傾向は役に立つ。でも、決めつけたり、押し付けたりするものじゃないのです。

 

先日息子が、派手に転んだ後「僕は男の子だから泣かないんだよ!」と言って立ち上がる、 ということがありました。

 

多分保育園でそんな風に言われたのだと思います。

 

息子が「男らしさ」を当てはめられること、それ自体は仕方がないことです。特に保育士さんたちはたくさんの園児たちを相手にしてるので、妥当も妥当でしょう。 ただ、私からは「家ではいくら泣いても大丈夫だよ、いつも保育園でよく頑張ってるね」と 伝えることにしました。

 

社会が必要に迫られて男の子らしさを押し付けてきても、そうじゃなくてもいいと伝えるのが家庭の役目だと、そんな風に私は思っています。

 

文・イラスト/描き子

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