コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

地震・台風…子連れで避難は何が違う!?ポイントや持ち物は

子育て

2020.09.02

2020.09.03

9月1日は防災の日。

 

大きな災害が起こると避難勧告が出されることがありますが、赤ちゃんや小さい子どもを連れての避難は、大人だけとは違った困難や注意点もいろいろあります。

 

今回は「子連れで避難するべきかどうか迷ったら?」「子連れで避難する時の持ち物は何が必要?」…などについて解説します。

 

「子連れ避難」通常の避難とどう違う?

台風や集中豪雨などで洪水の恐れがある場合、該当の地域には避難をすすめるアナウンスが流れます。

 

しかし、暴風でモノが飛んできたり、暗くて足元がよく見えなかったりする中、小さな子を連れて歩いて避難所に行くのは逆に危険なケースも。

 

また避難所では音をさえぎる壁がなく、赤ちゃんの泣き声や子どもの騒ぐ声がうるさいと言われたり、授乳する場所に困るなど、大人だけのとき以上に周囲が気になるでしょう。

 

浸水や家屋倒壊・土砂崩れなどの危険がなければ、家の2階に上がるなど「在宅避難」の方が親子ともにストレスが少なくてすむこともあります。

 

ただし、大きな地震の際には自治体により「被災建築物応急危険度判定」が実施されることがあります。

 

専門家による検査の結果、余震で人命に関わる危険性ありと判定されたら、玄関に黄(要注意)・赤(危険)などのステッカーが貼られますので、それに従い避難するようにしましょう。

 

また、川沿いの家で集中豪雨が近づくなど、今後明らかに危険だと予想される場合は、ギリギリまで待つのではなく、警戒レベルが低い段階で避難することが推奨されています。

 

警戒レベルは大きく分けて次の5段階。

 

1.大雨警報などの可能性(気象庁)
2.大雨注意報/洪水注意報(気象庁)
3.避難準備(自治体)
4.避難指示/避難勧告
5.災害発生情報

 

上記のうち、3の「避難準備」の段階で高齢者などは早めに避難するよう呼びかけられていますが、赤ちゃんや小さい子のいる家庭もこれがひとつの目安となります。

 

避難を決めたら、ブレーカーを落とす、ガスや水道の元栓を閉める、カギをかけるなど、留守宅の安全対策も忘れずに。

 

子連れ避難で役立つ持ち物&グッズ

通常の避難グッズに加え、赤ちゃんや子どものいるファミリーに必要な持ち物、役に立つグッズを紹介します。

 

赤ちゃん向けの持ち物

避難所での授乳に便利なのが、「液体ミルク」と、ボトルや紙パックに取り付けるだけですぐに飲ませることができる専用の乳首です。

 

関連記事:
液体ミルクはいつから市販?メリットやデメリットは?
液体ミルクがそのまま飲める!?紙パック用乳首に絶賛「感謝しかない」

 

麦茶や赤ちゃん用果汁にも使える飲み口もあり、持っておくとふだんのお出かけにも便利ですね。

 

1歳~3歳頃の子向けの持ち物

まだおむつが取れていない子は、使用済みおむつを一時的に保管できるファスナー付き袋なども必要。

 

トイレトレーニングが終わった子も、避難所のトイレは混雑することがありますので、折りたためる携帯おまるやおしりふきは必ず持っていきましょう。

 

おしりふきはおしり以外にも使えるので、身体の汗や汚れを拭き取るのにも重宝します。

 

まだ上手に話せない年齢の子には、万が一はぐれた時のため、リュックのフタの裏側など目立たないところに名前と連絡先を書いておきましょう。

 

アレルギーや持病・服薬などがあればそれも書き添えておきます。食物アレルギーの有無を記入しておけるリストバンドも市販されています。

 

小学校までの子どもにも必要な持ち物

小さい子はもちろん、少し成長した子どもでも、災害時にはいつもと違った環境・雰囲気で大きなストレスを感じています。

 

それを和らげるような絵本や漫画・音の出にくい遊び道具などを持っていくのがおすすめ。

 

ゲーム機があれば大丈夫…という子もいるかもしれませんが、好きな時に充電できないことも多いので、トランプやオセロなど電源なしで遊べるものがあれば安心ですね。

 

避難所では食物アレルギーがある子に対応した非常食やおやつが準備できないこともあるので、子どもの好きなおやつも欠かせません。

 

過去の災害で「明るい!」とSNSで話題になった「ペットボトルランタン」は、懐中電灯やスマホのライトの上に、水を入れたペットボトルを置くものです。

 

子供がうっかり倒しても、消えたり火事になったりするおそれがないので、ぜひ覚えておきたいですね。

 

ママ向けの持ち物

過去、避難所で女性が性被害に遭うという事件も起きています。ひとりで行動しないのはもちろんですが、万が一のため防犯ブザーや笛なども身につけておきましょう。

 

二人目・三人目を妊娠中のママが上の子を連れて避難する可能性もあるでしょう。

 

見た目では分からないけれども、身体的な助けを必要とする人に配布される「ヘルプマーク」を入手しておくと、何かあった時も周囲に気付いてもらいやすくなります。

 

また、夜に赤ちゃんがぐずった時など、夫婦交代であやしながら仮眠することもあるかもしれません。

 

限られた時間なのになかなか眠れない…ということを防ぐため、耳栓やアイマスクもあると便利ですね。

 

おわりに

防災を意識するのは一年を通して大切なことですが、9月は台風接近の回数も多いため、この時期に、小さな子のいるファミリーは災害時どう動けばいいか、用意しておくものはないか…など家族で一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

 

文/高谷みえこ

参考/東京都防災ホームページ「東京くらし防災」 https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/746/kurashi.pdf
埼玉県「被災建築物応急危険度判定とは」 https://www.pref.saitama.lg.jp/a1106/oukyuukikendo/oqgaiyou2.html
警視庁「ペットボトルで簡単ランタン」 https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/saigai/yakudachi/tips/836797698321887232.html

あなたにオススメの記事

子育てテーマ : 【話題】その他の記事

話題
もっと見る