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温泉と言えば、やはり寒い冬の時期の風物詩といったイメージがありますよね。温泉につかって体の芯まで温めて日ごろの疲れを癒すといった目的で温泉旅行に出かけられる方も多いでしょう。


ですが、温泉にこれといったシーズンはありません。その季節ならではの絶景を味わうのもその楽しみ方のひとつ。


特に初夏にかけては、さわやかな新緑を堪能することもでき、咲き誇る花々も美しい季節ということもあり人気となっているのです。


温泉は冬、といった固定観念は捨てて初夏の温泉地に行ってみてはいかがでしょうか。

■兵庫県の城崎温泉

兵庫県は北は日本海、南は瀬戸内海に面していて城崎温泉は兵庫県の北部で日本海側にあります。カニが名物となっていて冬になると多くの観光客が来る温泉となっています。カニが目当てであれば冬ということになるのですが、初夏にも魅力たっぷりの温泉地なのです。 城崎温泉の定番は外湯めぐりなのですが、いくら温泉であっても冬は気温が低く寒いです。ですから暖かくなった季節のほうが外湯めぐりがしやすくなるのです。湯冷めもしにくいですね。


それに加えて初夏になると新緑が美しく、7月後半から8月下旬にかけては週末には花火が打ち上げられ、8月にはふるさと祭りでにぎわいます。


日本海にもアクセス良好で、車で15分ほどの距離には近畿でも有数の美しさを誇るビーチ・竹野浜もあり、お子様や家族連れでの海水浴も楽しめる人気スポットです。 おすすめの旅館としては、まず、ときわ別館です。


温泉街からは少し離れた位置にありますが、この旅館最大の特徴は敷地の真ん中にある見事な日本庭園です。


また景色を堪能できる中庭に面した部屋や、家族でゆっくりつかれる露天風呂のついた部屋、そして贅沢な檜風呂の付いた離れにマッサージチェアのついた部屋、とタイプの異なる4種類の部屋があるのです。好みに合わせた部屋でゆっくりとくつろげそうです。 次に、大江戸温泉グループの「きのさき」です。城崎温泉では最大の規模の客室数となっています。


人気となっているのはそこで出される料理。夕食、朝食ともにバイキング形式となっていてその評価も高いのです。季節にあわせ旬の食材を味わうことができるので、いろいろなシーズンに行ってみたい宿です。


また、城崎温泉では旅館宿泊者には外湯が無料になる特典もあるので、城崎温泉の旅館を拠点に外湯めぐりをしてみるのもおすすめです。