働くことの「目的」や「モチベーション」に関する調査
仕事の有無によって、もちろん大きな違いが出るのは金銭面。しかし働く人たちにとって、「働くことの目的」はお金の面だけではないよう。以前「オウチーノ総研」が行った「『働く目的・モチベーション』に関する実態調査」の結果を覗いてみましょう。
アンケートの対象は、20代~50代の就労者616名。ずばり「あなたの働く目的は何ですか?」を尋ねると、全世代で「生活・家族のため」「自由に使えるお金が欲しい」「貯蓄するため」が1位~3位を占める結果となりました。
また働く上でのモチベーションに関しても、男女ともに「給料がもらえること」を選んだ人が70%を超え1位。ところが2位以降の順位では、「会社に貢献すること」「社会に貢献すること」「仕事で成果が出ること」といった回答が男性陣から多く上げられました。また女性からも、「自分の成長を実感すること」「自分のスキル・能力が活かされていること」「周りに認められること」などがランクインしています。
日々の生活の中で多くの時間を費やすことになる「仕事」。できれば“苦痛に思うこと”に目を向けるよりも、前向きなモチベーションを見つけていきたいですね。
文/牧野聡子