待ちに待った夏祭りのシーズンです。浴衣を着ている人を目にする機会も多くなるのでは? かわいい我が子に浴衣を着せてあげたいと思う人も少なくないですよね。最近は子供用の浴衣の種類が増えていてオシャレですよ。 今回は、子供用の浴衣の選び方、着こなし方、帯の結び方などを解説します。
■ワンピースタイプがおすすめ
小さい子供に浴衣を着せるなら、上下がつながったワンピースタイプがおすすめです。着付けをするとなると時間がかかりますし、子供が飽きて嫌がってしまう可能性があります。 さて、ワンピースタイプの浴衣にもいろいろな種類があります。ワンピースタイプの浴衣の種類や選び方をご紹介しましょう。 2wayタイプはキャミソールワンピースと浴衣の上位がセットになっているタイプです。名前の通り二通りの使い方ができます。浴衣は夏祭りなどで着るものですが、キャミソールワンピースは普段使いもできるので便利です。お気に入りのデザインを選んであげると喜んでずっと着てくれるかもしれません。 フレアタイプはフレアスカートのように裾が広がった浴衣のことです。ドレスのようなシルエットでかわいらしい雰囲気があります。 浴衣といえばタイトで歩きにくいイメージがあるかもしれませんが、このタイプですと足さばきがよく歩きやすいという特徴があります。小さな子供にも向いています。 スタンダードタイプは上下つながりのワンピースタイプの浴衣として最も標準的なタイプです。おはしょりが最初から縫いこまれていたり、ひもを結ぶだけで簡単に着せられるような構造のものは着つけが簡単で着崩れしにくいという特徴があります。 スタンダードタイプは裾などを調整しやすいので年齢が高くなっても長く着られるという特徴も有しています。 年齢別のおすすめの浴衣の形はワンピースタイプだと、1歳から2歳の子供には半袖タイプや丈の短いフレアタイプが適しています。体を動かしやすいサイズと形を意識するといいかもしれません。 3歳から4歳の子供なら素材にこだわってみてもよいでしょう。ダブルガーゼ素材なら汗をかいても快適です。2wayタイプはお祭りに行くまではキャミソールワンピース、お祭りに来てからは浴衣として使えるので体温調節が容易です。 スタンダードな浴衣を着せるなら5歳から6歳がおすすめです。 おはしょりの丈を調節しておけば背が高くなっても着られますし、上品な長い丈のレトロデザインの着物に挑戦してもよい年頃です。