■子供に料理をお手伝いしてもらうとどうなる?
みなさんはどのようにして料理ができるようになりましたか?もともと料理が好きで興味があって始めたという人もいれば、自炊する必要に迫られて料理を始めたという人もいるかもしれませんね。 生きていく上で自分で料理をできる能力があるのはとても重要なことです。女子力というよりも生活力といっていいかもしれません。 慣れてしまうと意識しないでしょうけれど、料理は五感をフルに活用してするものです。子供に料理をお手伝いさせてみると視覚や聴覚、嗅覚や触覚、味覚が鍛えられます。 ある調査によると、 子供と料理をするようになった親が感じた「子供の変化」に、お手伝いを積極的にするようになった、親子間のコミュニケーションが増えた、というものがありました。 子供と一緒に調理をすると食事中もその話題になる傾向がありますよね。子供と頑張って作った料理を家族で頂けるのは、この上ない幸せではないでしょうか。 料理を一緒にするのは母親が多いですが、父親と料理をした子供も父親とのコミュニケーションが増えます。親子の絆を深めるのに料理はぴったりと言えそうです。 また、料理をすると子供の観察力が磨かれたと感じた親もたくさんいました。魚が切り身で泳いでいると認識している子供がいるという話が昔ありましたが、食材に子供が興味をもってくれれば生き物に対する知識も深まるでしょう。 子供と一緒に料理をし、料理を教えるのは骨が折れることもありますが、親子の絆を深めて子供のためになるのは間違いありません。料理を通じて子どもの好奇心に十分に応えてあげられたら理想的ですね。