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■年代別オススメポートフォリオを紹介

オススメのポートフォリオは、年代によっても変わってきます。自分の年代に当てはまるポートフォリオを、ぜひ参考にしてみてください。 ★20代~30代 投資スタートする、一般的な世代ですが、「これから先の人生において、長く投資が行える」という特徴があります。比較的リスクの大きい(比較的大きなリターンが見込める)金融商品を多めに組み込んでも、良いとされています。 慎重に運用を行っていきたい場合には、株式と債券の割合を半々にします。そしてそれぞれを、国内と海外で2対3の割合で振り分けていきます。株式と債券の割合を1対1にすることで、リスク回避の側面が強くなるでしょう。 もう少し攻めたい!と思うときには、株式と債券の割合を6対4にします。日本株式と外国株式のバランスを意識すると、より自分らしいポートフォリオが出来上がるでしょう。 若い世代だからこそ、チャレンジしたい!という場合には、全てを株式にして、日本株式と外国株式でポートフォリオを組むという方法もあります。 ★40代~50代 40代から50代は、「積極的に資産を増やす」だけではなく、「将来のために資産を減らさない」という視点でポートフォリオを組むことが重要になってきます。具体的には、全体の5割~7割程度を債権にして、ポートフォリオを組むのがオススメです。株式の割合を減らすことが、リスク回避につながります。 とはいえ、まだ40代前半で、どんどん投資にチャレンジしたい!という場合には、債券の割合を3割程度に抑え、残りを日本株式と外国株式で組む方法もあります。

■まとめ

「ポートフォリオ」と横文字で言われても、「なんのことだかわからない!」と言う方も多いかもしれませんが、その内容をチェックしてみると、投資を行う上で非常に重要なものであるということがよくわかります。 ポートフォリオは、自分自身のライフスタイルや年代、投資への考え方によっても大きく変わってきます。自分に合ったポートフォリオを見つけ、投資生活に取り入れてみてくださいね。