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「民泊」は、空きスペースを使って、誰でも手軽に挑戦できる副業として、注目を集めています。旅行客や外国人観光客の増加と共に、ニーズが高まってきた民泊というスタイル。「よし、自分も参入してみよう!」なんて考えている方もいるのではないでしょうか。 民泊で稼ぐためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか。民泊スタートの基本を紹介すると共に、トラブルを回避するために知っておきたいテクニックについて、詳しく解説していきます。新しい副業に興味を抱いている方は、ぜひ参考にしてみてください。

■民泊で稼ぐための方法

日本全国で空き家が増加している今、「実は実家が空き家で、どうすれば良いのかわからない……」なんてお悩みを抱える方も少なくありません。誰も住まなくなった家は、想像以上のスピードで傷んでいくもの。しかしだからといって、解体して更地にするという方法を選択すれば、コストばかりがかさんでしまいます。 こうしたお悩みを抱える方にとって、「空きスペースを活用した民泊」というのは、非常に魅力的な副業となります。まさに「一石二鳥、一石三鳥を狙える副業」と言っても良さそうですね。 そんな民泊で稼ごう!と思ったときには、まず「民泊に関する法律」をチェックしましょう。お金を取って宿泊客を迎える事業形態は、これまで旅館業法の規制を受けてきました。 しかし外国人観光客の増加に伴い、「民泊」に関する規制緩和が行われ、現在の状況に至っています。とはいえ現在の民泊ルールも完璧というわけではなく、今後も法律の改正が行われる可能性があります。このため、「民泊で稼ごう!」と思ったときには、まずその時点での詳しいルールを把握する必要があります。法律で定められたルールを守り、「闇民泊」にならないよう注意しましょう。 ルールを把握し、必要な手続きを行った上で、自身が所有する物件を、民泊サイトへと登録します。サイトに登録することで、民泊を求める観光客に対して、積極的なアピールを行うことができます。 民泊サイトの中でも、圧倒的な知名度を誇るのが「Airbnb」です。海外からの観光客の認知度も高く、収益につながりやすいという特徴があります。

■Airbnbで稼ぐためにも工夫は必要!

副業として民泊をスタートする方が増えた今、「Airbnb」に登録されている民泊の数も非常に多くなってきています。「Airbnb」内でも、競争が激化しているというのが実態なのです。 このため、自分自身が保有する物件を、いかに魅力的に見せるのかが非常に重要なポイントとなります。検索順位を高めるための工夫を行ったり、観光客の視覚に訴えかけるためにプロの写真家を雇ったり、充実したサービスを提供したりと、その内容はさまざまです。 「空き家を貸して民泊で稼ぐ」と聞くと、非常に手軽な印象を抱きがちですが、実際のところはそれほど楽な副業というわけではありません。海外からの観光客については、外国語を使ってやりとりを行う必要がありますし、そもそも空き部屋を人が宿泊できる状態に整えるためにも、それなりの手間やコストがかかってしまうケースも多いものです。 本当に民泊で稼げるのかどうかは、空き家となっている実家の状態や立地条件などを踏まえた上で、慎重に判断するのがオススメです。