妻にとって、夫の浮気は一大事です。何か怪しい点があれば、早急に対応しなければ……家庭生活が危うくなってしまう!なんて思う方も多いのかもしれませんね。 しかし実際には、「本当のところは浮気をしていない夫に対して、妻があらぬ疑いをかけることによって、家庭崩壊を招いてしまう……」なんて例も多いことをご存知ですか? こんなトラブルを避けるためには、妻の嫉妬心や猜疑心を抑えることが大切です。夫の疑惑に対して、勝手な思い込みをしないためのコツを紹介します。
■浮気を疑いたくなるのは、「自分自身の問題」
パートナーに対して、「もしかして浮気をしているのでは?」なんて疑ってしまったことはありませんか? ・なんとなくいつもと行動が違う気がする
・なんだか最近冷たくなった……
・帰宅時間がやたらと遅い 女のカンをフル活用して、パートナーの変化を敏感に察知する女性は、決して少なくありません。実際に、これらの変化が、浮気を見抜くきっかけになることもあるでしょう。 しかし実際に浮気が発覚したというパターン以上に多いのが、「単純な勘違いだった」というケースです。人の行動に変化が現れるきっかけは、何も浮気だけではありません。単に「仕事が忙しかっただけ」にも関わらず、パートナーから浮気を疑われてしまったら……それをきっかけに、本当に相手の気持ちが離れていってしまうことも考えられるでしょう。 パートナーの浮気を疑ってしまう気持ちの裏側には、「自分に自信が持てていない」という問題が隠されています。相手の浮気という問題にすり替えようとしていますが、実は自分自身が抱えている問題なのですね。 パートナーに対して「もしかして浮気かも!」と思ってしまうことがあれば、まずはいったん落ち着きましょう。そして、何が自分にそう思わせているのか、一歩引いた目線でチェックすることをオススメします。 気持ちがザワザワしたりモヤモヤしたりしたときには、その「根本」を解決することが大切です。「愛されている自信がない」ことが原因であれば、それを素直にパートナーに伝えてみましょう。「最近なんだか愛されている自信が持てないから、今度ゆっくりデートしよう!」なんて提案を持ち掛ければ、浮気を疑うよりもずっと良い形で、不安を解消できるでしょう。
■「家庭」以外に夢中になれることを探す
パートナーに対して過剰な不安を抱いてしまうのは、そこに意識が集中し過ぎてしまっているからだとも考えられます。自分自身、忙しくて余裕がないときには、良い意味でも悪い意味でも、周囲のことが気になりにくくなるもの。良い面で捉えれば、「自分にとって不必要な雑音を、シャットアウトできる」というメリットがあります。 夫の浮気が気になってしまうのは、夫の行動に対して、目を向けすぎているからなのかもしれません。たとえ夫婦であっても、「自分以外の人に過度に注目され続ける生活」は、決して居心地の良いものではないでしょう。 家庭以外に、妻が夢中になれることを見つけることで、浮気を疑う暇がなくなり、かえって家庭生活が円満に回っていく可能性も高くなります。 「夢中になれること」の内容は、自分が興味を持てることであれば、別に何でも構わないでしょう。もし可能であれば、夫以外の人との関わり合いを楽しめる趣味を見つけると、夫のお付き合いに対しても、寛容な気持ちで見つめられる可能性が高まるのかもしれませんね。