“お下がり”に関するNG行動
お下がりへのお礼には様々な方法がありますが、反対に“やってはいけないNG行動”はどのようなものがあるのでしょうか。ここからはお下がりに関するトラブルの数々を紹介していきましょう。
まずよく見かけるのが、「お下がりを郵送で送ったのに、感謝の言葉はおろか『届いた』って連絡がなかった」というもの。ネット上では「こっちが『届いた?』って確認してやっと報告が返ってきた。さすがにモヤモヤする」といった声もあり、関係が壊れてしまう可能性もありそうです。確かに“お下がり”はあげる側も大体好意で送っているので、「お礼はいらない」という人がほとんど。しかし送ってくれた相手がたとえお礼を遠慮していても、最低限感謝の言葉や「無事に届いた」ことの報告は忘れないようにしたいですね。
またとあるネット掲示板には、「お礼で食べ物を貰ったけど、悪くなってたから全部ゴミになった」との声も。お礼として食べ物は鉄板ですが、あまり足の早いものだとありがた迷惑になってしまうこともあります。基本的な事ですが、やはり食べ物の贈り物は日持ちする品物が無難でしょう。
お下がりのやり取りは保護者同士の“コミュニケーション”でもあるので、円滑に進めたいところ。今後も良い関係を築くためにも、“お礼の相場”は心に留めておいた方がよいかもしれません。
文/内田裕子