正当な評価を受けている人は約6割
感謝を受けると目標を達成しやすいことがわかりましたが、逆に「自分の働きに感謝されていない」と思っている人はパフォーマンスを発揮しきれない傾向に。ではどれくらいの頻度で感謝されると、モチベーションが高まるのでしょうか?
「感謝と仕事に関する調査」では、続いて「職場で感謝を受ける頻度」について質問。「頻度が高い」と思っている人は、平均して「週に1回以上感謝を伝えられている」と答えていました。さらに「評価されたと感じるときは?」と聞いたところ、56.8%の人が「直接の感謝・賞賛をされたとき」と回答。直接感謝されることは、「評価された」という実感に繋がるようです。
ちなみにネット上では「以前は『損な役回り』ばかり押しつけられていると思っていましたが、『いつも助かってるよ』というひと言で報われた気分になりました」「雑用だと思っていた仕事が、誰かの役に立っているとわかった瞬間って嬉しい」というコメントも上がっていました。
「損な役回り」の捉え方は人それぞれ。成り行きで請け負った業務に、ストレスを感じないよう対処したいですね。
文/牧野聡子