災害時の「子どもの安否確認・連絡手段」を決めてない人は約3割!


緊急連絡は子どもの不調だけでなく、災害時にも必要になります。以前、子どもとのお出かけ情報サイト「いこーよ」が「防災に関するアンケート」を実施。12歳以下の子どもを持つ保護者750人の防災に対する意識が明らかになりました。

 

まず「地震発生時・事後で不安なこと」を聞いたところ、「家族の安否」が79%でダントツトップに。「家族との連絡手段」も、約6割(58%)が「不安」と回答しています。

 

しかし「地震への対策として家族で準備していること」を調査すると、「保存用の水や食料などのストック」(57%)、「懐中電灯などの明かりの準備」(55%)などに回答が集中。「家族との安否連絡方法の確認」を事前にしている人は4割(42%)に留まっていました。

 

また「子どもの安否確認・連絡手段」については「学校や園への問い合わせ」(34%)や「学校や園からの連絡待ち」(29%)が多かったものの、「決めていない」(28%)にも多くの票が集まっています。

 

緊急時に園や学校との連携は不可欠なもの。事前に先生や家族と話し合って、キチンと決めておくようにしましょう。

 

文/河井奈津