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3月28日に会見を開き、年内での活動を最後に芸能界から引退することを発表した歌手の森昌子さん。これまでに“一風変わった教育”を明かして話題になってきた森さんの、子育て論を振り返ってみましょう。

森さんの子育て論に注目!


13歳で芸能界デビューした森さんは、27歳で結婚して一度芸能界を引退。3人の息子さんの子育てに勤しみました。その後2006年に、芸能界へ20年ぶりに復帰。現在はバラエティ番組や歌番組などで活躍しています。

 

森さんのお子さんといえば、ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカリストであるTakaさんが有名。2017年に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演した森さんは、自身の教育論を語っていました。

 

番組内で森さんは、「自分の一生をかけた仕事は子育てだった」と発言。その後、「目上の人を敬う子にするため、兄弟の間でも敬語を使わせる」「18歳になったら1人暮らしさせる」といった独自の教育法を披露しています。

 

特に衝撃的だったのは、反抗期だったTakaさんに“包丁を持って応戦した”というエピソード。包丁を持った森さんは、Takaさんに「お前を殺して、母さんも死ぬ」と言い放ったといいます。このエピソードを聞いた司会の中居正広さんは、「最近は映画でも(そんな修羅場)見ないよ!」とツッコミを入れていました。

 

森さんが明かした“鬼母教育”に、ネット上からは「反抗期の男の子を育てるのって本当に大変だもんね…。甘やかされた2世タレントもいる中で、反抗する息子にしっかり向き合ったのはスゴイと思う」「かなり壮絶な子育て法で驚いたけど、ちゃんと『子どもの自立』について考えてる気がするな。ちゃんと理由があって、厳しいけど愛を感じる」「顔は優しそうなのに、かなり尖った教育法でビックリした」などの声が。森さんの意外な一面に、驚いた人も多いようですね。

森さんは信念を持って子育てに取り組んでいた!


2017年に森さんは、『ノンストップ!』(フジテレビ系)でも子育てについて語ったことがあります。森さんは自身の子育て論について「本当に我流」と告白しました。

 

そしてスパルタになった理由について、「絶対に、私みたいな弱い人間・内気な人間にはなってほしくなかった」とコメント。さらに子どもに肩を突き飛ばされたら「私は倍でやり返す」と発言し、「親は絶対負けちゃいけない。絶対子どもに負けちゃいけない」と思いを明かしています。また子どもたちが小さな頃、「大きな石があったときは『転べ~ 転べ~』と念を送っていた」ということも明らかに。

 

一見ひどい様に思えますが、森さんは「子どもが転んで泣くけど、きっと次は『周りを見ながら危なくないように歩こう』って考えるんじゃないか」「考える力を養っていきたかった」と発言していました。

Takaさんが母の日に親子2ショットを披露!


2007年にメジャーデビューを果たした「ONE OK ROCK」は、3年後に初の日本武道館を開催。曲の演奏前にTakaさんは「父さん、母さん本当にありがとうございます」とコメントし、家族に向けて作った楽曲『Nobody's Home』を披露して話題になりました。

 

また、2016年5月にTakaさんはInstagramを更新。「母の日おめでとう」というコメントと共に、森さんとの2ショットを公開しました。Takaさんはカメラを見つめて笑顔を浮かべ、森さんはTakaさんの肩に頭を乗せて微笑みを見せています。

 

この2ショット写真を見た人たちからは、「理想的な関係です! 私も10年後、息子とこんな関係になれたらいいな」「幸せな気持ちになる写真! 寄り添ってて2人とも可愛い」「お母さんとっても幸せそう! Takaさんのこと、頼もしく思ってるでしょうね」などの声が上がっていました。

 

引退会見で「芸能活動以外に時間をかけて、人生を大いに楽しみたい」と語った森さん。ゆっくりと休んで、子どもたちの成長を見守っていてほしいものですね。

 

文/長谷部ひとみ