■着物の正しいたたみ方をマスターしよう!

着物の布地に余計なダメージを与えず、また美しい状態で着付けるためには、「正しいたたみ方」をマスターした上で実践する必要があります。


着付け教室などに通えば、しっかりと教えてもらえるポイントではありますが、「購入しただけ」では、適切な知識が身についていないことも考えられます。ぜひチェックしておきましょう。 着物のたたみ方には、以下のような種類があります。 ・本だたみ


・袖だたみ


・夜着だたみ


・襦袢だたみ


・羽織だたみ 着物の種類や、目的に合わせてピッタリのたたみ方を実践しましょう。


ここでは、一般的に女物、男物、単衣(ひとえ)、袷(あわせ)などで行われる、本だたみについて解説します。 以下の手順で行ってみてください。 1.衿部分を左にして平らに広げ、下前身頃の脇縫いを折ります


2.おくみつけから裾までを折り返します


3.衿の肩山のところから斜めに折り込み、衿を合わせるようにします


4.背を折り、左右の脇縫いを重ねます


5.左袖を後ろ身頃の上に重ね、右袖を下に重ねて長方形にします


6.身頃を二つに折ります 着物のたたみ方は、何度も練習を重ねる中で上達していくものです。自分の着物を所有しているときには、着物を扱うための基本スキルとして、ぜひ練習をしてみてください。