国が定めた保育士の人数は少なすぎる…
一方、「社会福祉法人が運営する保育園」でも厳しい現実が。国が基準とした保育士数では子どもの1人1人を受け止められず、保育士の人数を増やして対応しています。その結果、紹介されていた保育園では運営費の76%を人件費へ。しかし保育士の年収は340万円にとどまっていました。
この放送を受けて、ネット上には様々な声が続出。「保育の質を下げるどころか、保育士の給料もピンハネ。しかも保護者は『質の悪い保育園に入れるほか選択肢がない』という“負の連鎖”…」「『待機児童が多いなら保育園を増やせばいい』っていうのは本当に安直な発想!」「思っていた以上に過酷な働き方をしていました。これから日本は、どんどん質の悪い保育園が増えていくのかな」といった不安の声が上がり、中には「保育士さんが楽になるよう、私たちにできることは何かないのでしょうか?」と投げかける人もいました。
安心して子どもたちを預けられるような保育園を目指してほしいですね。
文/長谷部ひとみ