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夏になると、全国各地でさまざまな野外フェスが開催されます。ライブを楽しめるだけでなく、フェス飯やキャンプ、アートなど、他にも楽しめる要素がふんだんに盛り込まれています。 フェスに興味はあるけれど、どのように参加すれば良いか分からない人も多いのではないでしょうか。フェスに初めて参加する場合は、当日困ってしまわないよう事前準備をしっかりしておくことが重要です。ここでは初めてのフェスを楽しむ方法について、ご紹介いたします。

■事前に必要な準備

フェスを楽しむには、当日困らないよう事前準備をしておくことが大切です。できるだけ快適に過ごせるよう、しっかり事前準備はしておきましょう。 ・現地までの交通手段 フェスが開催される場所は駅から離れていることが多いため、事前に場所の下調べは必ずしておきましょう。


最寄り駅に到着する時間のチェックと、駅からの移動手段も決めなくてはなりません。大きなフェスの場合、最寄り駅にシャトルバスが用意されていることも多いですので、ほとんどの人はこのバスに乗って移動します。


車での移動を考える人もいますが、会場周辺は道路から駐車場まですべて渋滞していますので、到着するまで何時間もかかってしまうこともあります。


渋滞することを考えて、なるべく早く現地に到着できるよう、計画しておいたほうが良いでしょう。 ・天気予報のチェック 野外フェスは屋外で行うため、天候に左右されがちです。雨が降っても決行することが多いですが、強い風や雷など観客に危険を伴う天候の場合は、中止されることもあります。


前日までに会場周辺の天気予報をチェックしておき、雨の場合は中止になるか公式サイトなどもチェックしましょう。


フェスは山間部などの野外で行われることが多いため、天気予報が雨でなくても急に雨が降り出す場合もあります。なので、携帯用のレインコートとタオルは、必ず用意しておきましょう。


また、フェスは夏場に行われることが多いので軽装で参加する人もいますが、雨が降ると急激に気温が下がるので、体を温めるための薄手の上着やストールなどの羽織ものを一枚用意しておくと、急な気温の変化にも困りません。 ・日焼け対策グッズと熱中症対策グッズを用意する 初夏や真夏に行われるイベントでは、暑い日差しが容赦なく照らしますので、日焼け止めと熱中症対策グッズは必ず持っていくようにしましょう。


長袖の服を着て行ったり、日焼け止めクリームや帽子などで紫外線対策をとりましょう。


また、炎天下の中で長時間立ちっぱなしになるので、熱中症対策は必須です。水分は必ず用意しておき、こまめに摂取するようにしましょう。


熱中症対策として塩分を摂取することも必要です。最近は熱中症対策用の塩入りの飴やスポーツドリンクも販売されていますので、用意しておくと安心です。 ・予備の着替え フェスでは汗だくになったり、急な雨で汚れてしまうことも考えられますので、念のため予備の着替えを持っていくと良いでしょう。


着替えを持っていくと荷物が増えそうですが、Tシャツを小さく丸めてもっていけば、それほど荷物の邪魔にもなりません。 ・楽曲の予習 いろいろなアーティストが参加しますので、自分の知らない曲ばかり流れていると楽しめません。事前に参加アーティストの楽曲を聴いて予習しておくと、当日より楽しめることでしょう。


演奏される可能性が高いのは、直近に行われたフェスで披露した楽曲や、リリースしたアルバム、これまでのヒット曲などです。こうした楽曲をしっかり予習しておきましょう。 ・タイムテーブルのチェック フェスのタイムテーブルは事前に発表されますので、観たいアーティストを絞っておき、どのような順番で回っていくのか決めておきましょう。


大規模なフェスの場合、大勢の人が一気に移動するため、ステージへの移動に時間がかかってしまいます。


また、食事や休憩する時間なども必要なので、タイムテーブルに合わせたスケジュール作成を行いましょう。