education201903

バイオリニストとして世界的に活躍し、歯に衣着せぬ発言でバラエティ番組からもひっぱりだこの高嶋ちさ子さん(50)。 2019年3月、彼女は自身のブログで「今後、平日のお仕事は、子供が学校から帰宅する時間までに終わる物しか絶対にお引き受けしません」と仕事をセーブする宣言をして話題になっています。 働くママたちからは、「素晴らしい決断」「応援します」などの共感とともに、「自分の立場では難しい」「うらやましい発言です」など、さまざまな反応が寄せられています。 今回はその一部を紹介していきたいと思います。

 

「仕事をセーブします」宣言の背景は?


高嶋ちさ子さんには、現在12歳と9歳の息子さんがいますが、出産から10年以上の間、コンサートなどの音楽活動で海外を含め長期間家を離れたり、テレビ番組の撮影が深夜に及んだりすることは日常茶飯事だったそう。

 

そんな中でも、世のママと同じように悩んだり迷ったりしつつも楽しく子育てしている様子を発信してきた高嶋さんでしたが、ここ最近、思春期を目前に控えた息子さんが非常に荒れていることで、仕事のスケジュールを見直そうと考え始めたそうです。

 

そして3月10日、公式ブログにて以下のようなお知らせを発表しました。

 

いつも沢山お仕事頂けることに感謝してます。 年々コンサートの本数も増え、テレビも増え同時に家にいられる時間も少なくなっています

 

そもそも子供が生まれた頃は、コンサートの本数も減らし、なるべく一緒に居られる様にしていました。それがいつのまにか流れでどんどん入れる様になってしまい、現在平日もほとんど家にいられません。

 

今後、平日のお仕事は、子供が学校から帰宅する時間までに終わる物しか絶対にお引き受けしません。 例外もなくします。 この例外のせいで、どんどんルールが緩くなり、あっちも入れたんだからこっちも入れるとなってしまうのです。

 

 

宣言の中では、「例外を一切なくし、子どもが学校から帰る時間には家にいて一緒に過ごせる時間を作る」としました。

 

そして、その理由としてお子さんの様子を次のように伝えています。

 

まだまだ可愛い息子が、この1ヶ月荒れに荒れてます。原因は私です。一緒にいればわかる事、出来ることが何も出来ていなくて、本当に可哀想な思いをさせています。 なので、関係者の皆様、私は仕事人ではなくお母さんなので、仕事はセーブさせて頂きます。 それで干されても良いです。 このままだと息子に干されそうなので。

 

思い切った決断に驚きますが、この思いには、子どもと離れて忙しく働いた経験のあるママなら多くの人が共感できるのではないでしょうか。