mc201903-1

我が子にはものを大切にすることを教えたいけれど、遊ばなくなったおもちゃをすべて取っておくわけにもいきませんよね。 とはいえ、子どもが納得していないのに無理やりおもちゃを捨てるのもためらわれ、結局はずっと捨てられずに溜め込んだり、子どもの知らない間にこっそり捨てたり…という人も多いのではないでしょうか。 今回は、子どもの心を傷つけず、納得したうえで上手におもちゃを手放すためにはどうすればいいか、おすすめの方法をお届けします。

 

勝手に捨てるのは親子ゲンカのもと!?おもちゃの処分どうしてる?


おもちゃ箱には、手に入れた当初は毎日のように遊んでいたけれど、飽きてしまって遊ばなくなったおもちゃがいっぱい。 「もうこれ遊ばないよね?捨てようか」と子どもに聞いても、返事は決まって「まだ遊ぶの~!」。無理に捨てれば親子ゲンカの原因にもなりかねません。 子どものおもちゃの整理収納に悩む保護者からは、次のような声が寄せられています。

 

「遊んだあとは自分でお片付けしてほしいのですが、最近こまごまとしたおもちゃの数が増えすぎておもちゃ箱に入りきらず、ますます散らかる原因に。とにかく数を減らしたいです」(Hさん・3歳の男の子の保護者)

 

「家が散らかるのにうんざりして、これとこれは捨てよう!と宣言したら子どもは大泣き。じゃあどれだったら捨ててもいいの?と聞くと、ぜんぶいる!と。説得するのが大変なので、ついついおもちゃの整理が先送りになってしまいます」(Fさん・4歳の男の子の保護者)

 

「いらなくなったら捨てればいい、という価値観を子どもに持ってほしくはないのですが、おもちゃをまったく増やさないのも難しいですよね。できるだけ小さい子に譲ったり、リサイクルショップに持ち込んだりと捨てずに解決したいのですが、下の子も小さいのでなかなか時間がとれなくて…」(Yさん・7歳と3歳の女の子の保護者)

 

「ママ友から、全然使わないおもちゃはこっそり捨てても大丈夫!すぐ忘れるよ、と聞いてやってみようかどうか迷っています。子どもに、あれはどこ?って聞かれたら困るし…だけど、そうでもしないとそろそろ収納場所が限界なんですよね」(Uさん・5歳の女の子の保護者)