52-2

■卒乳しておく

最近は母乳で育てているママも多いので、仕事に復帰する前までに卒乳しなくてはとあせってしまうようです。 職場復帰する前に卒乳するのが理想的ですが、現実はそうもいかないこともあるでしょう。 いきなり卒乳は難しいので、まずは日中の授乳を少しずつ減らし、授乳は夜だけにするなど授乳時間を変えていきましょう。 日中の断乳が成功すれば、仕事中に子どもが母乳を恋しがる心配もありません。 夜の授乳も少しずつ減らしていくことで断乳できますが、保育園に通い始めると子どもも疲れ切っていることが多いので、授乳していてもすぐに熟睡してしまうことも多いようです。 職場復帰の一カ月ほど前から少しずつ断乳を始めていくと、職場復帰の頃までにスムーズに卒乳できそうです。

■夫に家事を教える

育休中はママがずっと家にいるため、家事や育児をママに任せっきりにしているパパも多いことでしょう。 しかしそれをずっと続けていると、職場復帰後もママが家事をするのが当然と思ってしまうため、なるべく育休中から家事と育児に参加してもらう必要があります。 平日はゴミ出しや子どものお風呂だけでも構いませんが、休日は買い物や料理、一日子どもの面倒を見るなど、家事や育児を分担してもらうようにしましょう。 一番困るのが、パパが協力してくれないということです。仕事に復帰した場合、急な残業や休日出勤などもあり得ますので、育休中からパパにも少しずつ家事・育児の分担をしてもらいましょう。

■家事と育児の役割分担を決める

職場復帰前に育児と家事の分担をどうするか、パパと話し合っておきましょう。短時間勤務の場合、ある程度家事や育児を行うこともできますが、フルタイムで復帰する場合はそうもいきません。 お互いに仕事をしながら育児と家事をすることになるので、家事と育児の分担は決めておくようにしましょう。 職場復帰とともにパパと家事を分担しても、うまくいかないことが多いでしょう。スムーズに職場復帰できるように、1カ月くらい前からシミュレーションしておくと、うまく家事を分担できるでしょう。

■まとめ

育休中は子どもとのんびり過ごしたいと思いますが、職場復帰するつもりなら、やはり前準備はしておきたいもの。実際に職場復帰すると、何かと問題が出てくるものなので、そうならないよう、やれることはやっておくようにしたいですね。 近くに実家や義両親の家があるなら、子どもの急なお迎えに対応してもらえるよう根回しも必要です。子どもが慣れるよう、育休中はこまめに遊びに行くと良いでしょう。職場復帰することを伝えておき、協力してもらえるようお願いしておきましょう。