長時間のパソコンでの作業は、体はそれほど動かさないのにかなり疲労がたまってしまいますよね。実は体を動かさないことも疲れの原因の一つにもなります。 対策の方法としては、極力疲れないようにする方法と、疲れを癒やす方法の2つに分けることができます。両方の対策を行うことが理想的なのですが、どちらか1つだけでも疲れを軽減させることができます。
■どうしてデスクワークは疲れるのか?
デスクワーク、特にパソコンを使用した作業の場合、モニターを眺める目の疲れはもちろんですが、首や肩、また、腰などの筋肉に負担がかかります。その結果、血行が悪くなってしまい、疲労物質等の代謝が悪くなってしまうため疲れやだるさが出てくるのです。 それに加えて、長時間のパソコン作業の場合、交感神経がずっと働き続けることになるため、自律神経のバランスの乱れにもつながり、体調も悪くなってしまうのです。 テレビゲームや携帯ゲームで遊ぶ子供たちも同様で、1時間ごとに休憩をとるのがよいとされています。会社でのパソコン作業も同じなのです。
■ホットアイマスクで目の疲労を回復
目の疲れを癒やす方法はいくつかありますが、目を休めて血行をよくするのが効果的です。目を閉じるだけでもよいのですが、アイマスクがあれば目を閉じる以上に光を遮ることができます。加えて、暖かいものであれば、血行もよくすることができ、疲労回復を早めることができるのです。 そんなときに便利なのがホットアイマスクです。USBから電源を供給できるものであれば、オフィスでパソコンのUSB端子に接続してちょっと休憩といったさいにも使用できます。また、モバイルバッテリーを使用すれば、移動中の電車やバスといった場合でも目の疲れをいやすことができそうです。 アイスパック等も同梱されているものであれば、目の周りを冷やすことにも使用することができます。
■目薬で手軽にリフレッシュ
長時間パソコンの画面を見続けていると、疲れはもちろん、痛みやかすみ目、また、妙に光をまぶしく感じることがあります。これは眼精疲労の特徴です。こういった眼精疲労の対策としては休憩をとり目を休めるのが一番です。職業によっては、この眼精疲労が慢性化してしまうこともありますよね。 そんな場合、有効なのが目薬です。といっても目薬にはいろいろな種類があります。症状に合わせた目薬を選ぶことが大切になります。痛みがあるときは炎症を抑える成分が配合されているものがいいです。パソコン等の使用による疲れの場合、まばたきが減り、ドライアイになっていることも少なくありません。そのため、ドライアイ用の目薬があるので、これが効果的なのです。目薬を点眼してちょっと休憩をいうのがよさそうです。 これはスマホでも同様ですから、常備しておくとよいかもしれませんね。