■避けておきたい食べ物
口内炎ができた時に一番避けたい食べ物は、刺激の強い食べ物です。特に熱いものや辛いものは患部を刺激してしまい、痛みの元になってしまいます。また、味の濃いものも控えたほうがよさそうです。
また、口内炎の治療にはビタミンB2やB6が効果的ですから、これらを消費してしまう食べ物も避けたほうがよいでしょう。せっかくビタミンが豊富な食事を摂ってもビタミンを消費されてしまっては効果が弱くなってしまいます。 特にアルコール類ですね。口内炎ができた時はお酒は控えておいたほうが、治るのも早くなります。また、炭水化物も消化の際にビタミンを消費してしまうのですが、おかゆなど刺激が弱く食べやすいので、ビタミンが豊富な食材を一緒にしっかりと食べるようにするのがよさそうです。 また、食事とは関係はありませんが、タバコは大量にビタミンを消費しますし、粘膜にも刺激を与えてしまいますから、控えましょう。
■痛みがひどい場合は病院へ
口内炎は通常であれば1~2週間もあれば自然治癒するケースがほとんどです。しかし、あまり痛みがひどい場合や、なかなか治らないといった場合、きちんと病院でみてもらったほうがよいでしょう。
口内炎の原因としてはいくつかあり、その原因ごとに治療法も異なります。口内でけがをしてウイルスや細菌に感染したというパターンが一般的ですが、それ以外にもいろいろな原因があります。
入れ歯や虫歯の治療のクラウンが原因となっている場合は、治ってもすぐに再発するケースが多いので、歯科医で調整してもらう必要があります。
■まとめ
口内炎ができた場合、食事は刺激の少ない柔らかいものが食べやすいです。また、治療を考えるとビタミンB2、B6の豊富な食材を食べることが大切ですね。また、アルコールやタバコは治りを遅くしてしまうので避けておきましょう。
一刻も早く治したいといった場合は、病院で診てもらい薬を処方してもらいましょう。より効果の高いのが栄養点滴です。通常は口からですが、直接血管に栄養を投与することでより高い効果が期待できます。